2020年12月13日
鼻曲山[二度上峠から](軽井沢町/群馬県長野原町/高崎市)
1445ピークから浅間隠山を望む。
二度上峠910-943氷妻山948-1038鼻曲山(小天狗)1044-1046大天狗-鼻曲山1106-1155氷妻山-1228二度上峠(-1242浅間隠山登山口-1257二度上峠)
3週間前に旧碓氷峠からの道で訪れた鼻曲山に、今度は二度上峠から登る。登山口の二度上峠からは浅間山がきれいに見える。実は今日の行程で一番浅間山がよく見えるのはこの登山口。鼻曲山まで歩きやすい道が続くが、笹が繁る樹林帯の中を行くので展望はあまり開けない。峠脇の5台ほどの駐車スペースには先着2台。
(左)登山口の二度上峠から見た浅間山。(右)獅子岩の標識付近は岩峰が続く。
雑木と笹の尾根道を小さなピークを越えながら登って行く。1445ピークでは北側に浅間隠山がきれいに見えた。獅子岩の標識がある前後は岩峰が連なり、右側を巻いて行く。痩せ尾根状の鞍部からだんだん急になり、ひとつピークを越え、緩いピークを巻いて登れば氷妻山にたどり着く。前方樹間に特異な形の鼻曲山が見える。右の尾根沿いに進んだ後、左折して急な下り。冷たい風が北西から吹いている。
(左)氷妻山。(右)氷妻山からいったん下る。鼻曲山が見える。
その先は笹原の中、しばらくは緩やかなアップダウンが続く。笹が道を覆い少し煩い所も。道はだんだん急になり、右から登ってきた尾根に登り着いて左折。小さなピークを越えた先は鼻曲山本体へ今日一番の急登となる。北側の斜面なので、薄暗く土が凍り付いて固い。やがて笹が道脇を覆うようになれば山頂は近い。国境平からの道を合わせればすぐに鼻曲山山頂。
(左)しばらく笹原の緩やかな道。(右)山頂へ北側斜面の急登。
先日も訪れているのでわかってはいるが、浅間山の展望が木々にやや邪魔されるのが悔しい。南には軽井沢のスキー場に人工降雪が見える。八ヶ岳や美ヶ原方面は雲に霞んでいる。その先の山名標のあるピーク(大天狗)まで足をのばすが、関東平野の展望も霞み気味。下山は往路を戻った。途中から小雪が降り出し、いっそう寒さが増した。途中出会った登山者は4組7人。
(左)鼻曲山・山頂。前方樹林越しに浅間山。