2020年12月26日
湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)
湯ノ丸山まであと少し。
地蔵峠駐車場905-937鐘分岐-1019湯ノ丸山1027-1052鞍部(小梨平分岐)-1116稜線-1125小烏帽子岳-1137烏帽子岳1158-1219稜線下降点-1232鞍部(小梨平分岐)1242-1309中分岐-1332地蔵峠
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冬の足慣らしに、例年のように湯ノ丸へスノーハイクに出かける。地蔵峠の駐車場に車をとめて、第1ゲレンデを登り始める。湯ノ丸スキー場は随分前にオープンしているけれど、こちら側の第1リフトはまだ稼働していない。ゲレンデ左側についているトレースに従って登る。リフト終点で傾斜が緩み、つつじ平を示す標識が点在する。前方には青空を背景にした湯ノ丸山の姿。
(左)鐘分岐付近から湯ノ丸山。(右)湯ノ丸山から烏帽子岳を望む。
鐘分岐を過ぎると少しずつ勾配が増す。今日もすでに数人が歩いていてトレースははっきりしているが、急勾配では足を滑らせがちなので軽アイゼンを装着する。後方にはスキー場のゲレンデが広がり、左手には遠く富士山が見える。たどり着いた湯ノ丸山頂は北西から冷たい風が吹いている。天気予報はよかったはずだが、北アルプス・四阿山・八ヶ岳などの稜線は雲に隠れていて残念。
(左)湯ノ丸山から浅間山方面。(右)鞍部付近から烏帽子岳を望む。
西側の鞍部(小梨平分岐)に向かって下る。スノーシューの跡があって歩きやすい。鞍部からは左手の稜線へトレースされている夏道をたどって登る。樹林帯を抜け稜線に出ると冷たい風が吹き、トレースも消されがち。背後に見える富士山に後押しされるように小烏帽子岳を越えて稜線を進む。北側の空は雪雲に覆われていて、右手前方に見えるはずの四阿山の山頂部も雲の中。
(左)烏帽子岳へ稜線を進む。(右)烏帽子岳山頂。北アルプスは雲の中。
最後は岩がちな登りを経て烏帽子岳山頂へ。湯ノ丸山同様、遠望の山々は稜線を雲に隠している。それでも冷たい風の中、しばらくは展望を楽しんでから下山にかかった。小梨平の鞍部からは湯ノ丸山南側を巻く平坦路をたどって地蔵峠に戻った。途中、擦れ違った登山者は15人ほど。半分ほどはスノーシューだったけれど、今日の状況ではスノーシューはなくても大丈夫。私は軽アイゼンで歩きとおした。
(左)烏帽子岳から湯ノ丸山と浅間山方面。(右)烏帽子岳から富士山と八ヶ岳を望む。