2021年01月21日

蓼科山(茅野市/立科町)

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蓼科山山頂から北アルプスを展望する。

蓼科山登山口(すずらん峠園地駐車場)853-957「2113m三角点」1003-1106樹林帯から岩稜へ-1119蓼科山-蓼科山頂ヒュッテ1157-1244「2113m三角点」1249-1338蓼科山登山口

快晴の天気予報を信じて蓼科山に出かける。比較的ゆっくり出かけたが、平日なので朝8時半過ぎでも駐車場には十分な余裕があった。先着は10台。道はよく踏まれ歩きやすい。最初は樹林帯の中、緩やかに進むと、前方の樹間に北横岳の姿が見える。早めにアイゼンを装着。左折するとジグザグの登りとなる。支尾根に登り着いて右折すると、唐松林の中、穏やかな登り道。

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(左)前方に北横岳を見て最初は緩やかな道。(右)岩混じりの登りが2113三角点まで続く。

勾配が徐々に増して、唐松から亜高山的な針葉樹林帯へ。岩混じりの急登がはじまり、2113m三角点の少し手前まで続く。振り返ると、南アや中ア、御嶽などが見える。傾斜が緩んで2113三角点。休憩適地。その先はしばらく緩やかな道が続く。2156標高点付近からは前方樹間に蓼科山がそそり立っているのが見える。立派な山容ではあるものの、あの急坂を登ると思うと少々憂鬱になる。

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(左)振り返ると中央アルプスや御嶽山。(右)樹間に蓼科山がそそり立つ。

しばらく進むと山頂への急登がはじまる。周囲は針葉樹やダケカンバ。標高差300mの一本調子の登り。立ち止まっては振り返り、南ア・中ア方面の展望を見て息を整える。登っていると暑いくらい。標高2,400m付近は立枯れの木々が多く見られ、少し空が広くなったように感じる。その先もうひと頑張りすれば、標高2,470m付近で樹林帯を抜け、岩稜帯へ。視界が一気に広がる。

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(左)立枯れの木を見ながら急登。(右)樹林帯を抜け岩稜帯へ。

やや右手に巻き気味に、岩と雪が混在する歩きにくい斜面を登る。右手に八ヶ岳連峰が目の前。振り返ると槍穂高など北アルプス南部が見える。山頂ヒュッテまで行かずに、左折する踏み跡をたどって直接、山頂の三角点へ。火山性の岩が累々と広がる山頂部。快晴のもと、360度の展望が広がる。

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(左)山頂直下の登り。(右)蓼科山山頂から八ヶ岳連峰と南アルプスを展望。

南には八ヶ岳連峰、その右手には南ア・中ア・御嶽・乗鞍が見渡せる。さらに右には北アルプスが穂高から白馬まで、全貌を見せている。さらに北信五岳や四阿山・浅間山。さほど寒くはないが、それなりの風はあるので蓼科山頂ヒュッテ付近まで降りて昼食休憩。下山は往路を戻った。途中すれ違った登山者は20人ほどだった。

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(左)蓼科山頂ヒュッテ前から四阿山と浅間山。