2021年12月30日

聖高原スキー場(麻績村)

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(左)ゲレンデ下から見上げる(中級コース)。(右)ゲレンデ下部を見おろす。

家庭内の正月の用意などを家族にいわれるままに済ませて、そそくさと昼から出かける。年末でもあるので混雑するゲレンデは避け、たぶんすいている聖高原へ。長野市街は雨が降っていたが、標高を上げると雪になった。しかし、聖高原についてみるとそれほど天気は悪くない。遠景の山並は雪雲に覆われているが、ゲレンデの視界は十分得られた。

リフト1本だけのスキー場。しゃれた施設などはなく、無料休憩所があるくらい。あらためてフォームをチェックしながら滑るしかない。滑っているのは20人ほどで閑散としている。中級コースなどはやや雪が薄いところもあり、ゲレンデ状態はよいとはいえなかったけれど、他の人に気を使うことなく楽しむことができた。(シニア4時間券:1,500円)

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(左)初級コース。(右)リフト降場。向こうに聖山が見える。

posted by 急行野沢 at 20:25| Comment(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする

2021年12月27日

戸隠スキー場(長野市)

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(左)メノウコース上部から。(右)しゃくなげコース上部から。

寒波が大雪をもたらすという予報だったが、長野市街はわずかな積雪しかなかった。しかし、山沿いでは十分な積雪があったはずなので、戸隠へスキーに出かける。吹雪で視界がきかないと楽しくないだろうと懸念していたが、小雪降り風もあるものの視界に問題はなかった。降雪直後なので雪質は素晴らしい。実に快適。

中社ゲレンデはオープン前だが、越水側はほぼ全面滑走可能。平日なので空いていたが、年末近くなのでそこそこの人は滑っていた。スキーヤーが多いのもうれしい。昼過ぎ、帰る頃になって晴れてきた。戸隠連峰や高妻山の姿もうっすら見えるようになった。(シニア午前券:3,000円)

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昼過ぎには晴れ間があり、戸隠連峰も姿を見せた。
posted by 急行野沢 at 20:44| Comment(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする

2021年12月23日

蓼科山[すずらん峠園地から往復](茅野市/立科町)

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蓼科山から八ヶ岳連峰・南アルプスを望む。

すずらん峠園地駐車場834-940「2113m三角点」-958幸徳平-1049樹林帯抜ける-1101蓼科山1110-1113蓼科山頂ヒュッテ1137-1148樹林帯に入る-1219幸徳平-1230「2113m三角点」1239-1326すずらん峠園地駐車場

晴れの天気予報を見て、蓼科山に出かける。週末だと混雑するすずらん峠園地駐車場も平日なのでガラガラ。チェーンスパイクで歩きはじめる人もいたが、私は最初からアイゼン装着。緩やかな樹林帯を進むと正面に北横岳が見える。左折して登り、尾根に登り着くと唐松林の平坦路。徐々に勾配は増して、岩の斜面に雪が積もった急登となる。

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(左)北横岳を正面に見て歩きはじめる。(右)三角点手前の急登。

振り向いて樹間から中央アルプスあたりが望めるようになると、2113三角点。しばらく道は緩やかになる。樹間からそそり立つ蓼科山の山容が見えて、その先、「幸徳平」の標識を過ぎると急登となる。急勾配が続き、ふくらはぎがつりそうになる。両側の樹木が低くなり、空が広くなり期待がふくらむ。

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(左)2113三角点。(右)幸徳平の手前で蓼科山を展望。

枯れ木が立ち並ぶ一帯を過ぎると、間もなく樹林帯を抜ける。森林限界を越え、目の前は岩稜帯で視界が一気に開ける。蓼科山は森林限界を超えた部分は少ないから、比較的安心して登れるのだけれど、展望を楽しみながら登れる部分は案外少ない。右手に広がる八ヶ岳連峰を眺めながら、右側を巻き気味に進んだ後、左折して歩いた人の少ないトレースを追って蓼科山の山頂に到着。

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(左)急登の先に青空。(右)樹林帯を抜け岩稜帯へ。

空は快晴。しかし意外にも遠景の稜線は雲に霞んでいる。北アルプス、乗鞍御嶽あたりの稜線ははっきりしない。中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳連峰などはしっかり見渡すことができたのだが。風は弱くさほど寒さも感じなかったが、雪に埋もれた山頂ヒュッテの陰まで行って休憩した。正面には浅間山や四阿山を望むことができた。

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(左)山頂直下。(右)蓼科山山頂。北アを望む。

下山は往路をそのまま下った。多くの登山者が歩いていて、よく踏まれたトレースがあり、その点では心配はなかった。しかし、何らかの滑り止めは必要かと思う。平日だが、20人ほどの登山者とすれ違った。

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(左)八ヶ岳連峰の手前は北横岳。(右)浅間山・四阿山方面。

同様のコースの登山記録 → 「蓼科山 2022年12月21日」 「蓼科山 2021年1月21日」(手書き地図もこちら)

2021年12月19日

北八ヶ岳[ロープウェイを使って北横岳](茅野市)

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北横岳ヒュッテ

北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅922-957三ツ岳分岐-1002北横岳ヒュッテ1005-1018北横岳南峰-1022北横岳北峰1027-1031北横岳南峰-1043北横岳ヒュッテ-1050三ツ岳分岐-1123山頂駅-1143雨池峠1146-1206北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

昨日は自宅周辺でも雪が積もったので、こうはしていられないと、雪山装備の点検も兼ねて北横岳へ出かけた。長野県内でも少し南にいけば晴れ間があるのではないかと期待したが、視界は開けなかった。北八ヶ岳ロープウェイの9時始発に乗車。登山者が60~70人ほど乗車した。ロープウェイを降りると、坪庭には強い風が吹きつけていた。さらに山頂付近は身体を飛ばされそうな強風だった。

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(左)ロープウェイ山頂駅から歩きはじめる。(右)坪庭から山頂駅。

山頂駅の前でアイゼンを装着して坪庭を歩きはじめる。多くの登山者が歩いているので良く踏まれたトレースがある。しかし、強風が吹き視界も開けない。いったん鞍部へと下り、樹林帯に入れば強風から逃れることができた。右へのトラバース気味の登りから三ツ岳分岐を過ぎて、勾配が緩めば北横岳ヒュッテの前に到着。さらに樹林帯を登り、最後に急登をこなせば北横岳南峰。

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(左)三ツ岳分岐。(右)南峰直下の急登。

樹林を抜けると強風が吹きつけてまともに立っていられない。当然ながら視界はない。なんとかバランスを保って北峰への緩やかな道を進む。北峰も視界がなく、多くの登山者は短時間で引き返していく。そのまま来た道を山頂駅まで戻ったが、これでは少々歩き足りない。縞枯山荘が建っている八丁平を経由して、雨池峠まで往復した。

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(左)北横岳北峰。展望なし。 (右)雨池峠。

雨池峠あたりなら風が遮られるのかと期待していたが、逆に風の通り道になっているようで強い風が吹きつけていた。長居もできないので山頂駅まで戻り、ロープウェイで下山した。山麓駅に降りてみると、そのあたりでも雪が降りしきっていた。天候は悪かったが、多くの登山者が登っていた。
[参考]北八ヶ岳ロープウェイ(往復) 2,100円

2021年12月05日

殿城山~矢沢山[赤井登山口から](上田市)

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1276から、かさつぶれ山・達磨山を展望。

赤井公民館809-817赤井登山口-925烏帽子岳分岐927-933「1276ピーク」939-943柳狭間(市民の森分岐)-1009殿城山1024-1052矢沢山1056-1124車道に出る-1148赤坂バス停-1228真田氏歴史館-1236赤井公民館

殿城山・矢沢山は以前も登ったことがあるが、今回は赤井からの道をたどる。昔はこの道が西側から烏帽子岳に登るメインルートだったと思う。いまは市民の森からの道がもっぱら歩かれている。赤井公民館には「天白山(天白城跡) 北赤井神社 駐車場」という掲示があり、登山者用と解釈して駐車させてもらう。

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(左)赤井公民館に駐車。(右)赤井登山口。右へ入る。

車道を少し歩くと、電柱脇に文字のかすれた「烏帽子岳 赤井登山口」の標識がある。防獣柵に沿って登り、テープマークに従って左折したのは失敗。マークはあるもののヤブっぽい道で歩きにくい。もう少し直進してから左折するのが正解。しばらく進み尾根上でメインルートに合流するとよい道になる。最初は赤松・唐松・ヒノキなどの林の中を穏やかに登っていく。里山らしい道が続く。

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(左)尾根上に続く道。(右)烏帽子岳への道と合流。斜面右手に伐採地。

市民の森からの道に合流すると、なんと一帯は伐採されて展望がよい。案内板の数も一気に増える。右手に伐採地を見ながら1276に登る。以前は薄暗い場所だった記憶があるが、1276からは達磨山方面の展望が広がっていた。さらに少し南に行くと、そちらも伐採されていて今度は上田市街や蓼科山方面を展望することができた。伐採地を左に見て下れば柳狭間と呼ばれる場所。

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(左)1276南側から蓼科山方面。(右)柳狭間から烏帽子岳を遠望。

市民の森への道を左に分け、穏やかな道を進み、最後は少々の急登で殿城山へ。おなじみの反射板越しの展望。雲が多くて北アなどは見えないが、しばし休憩。少し戻ってから北から西へと向かう尾根に入る。道標もなく踏み跡も不明瞭。すぐに以前はなかった林道に出て、林道が途切れると明るい雑木林の尾根となる。尾根を進むと赤松に囲まれた矢沢山の山頂(1106m)。

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(左)殿城山の山頂。(右)矢沢山の山頂。

赤松に囲まれているが、山頂を示すものは何もない。山頂前後は明るい雑木林がうれしい。西へ下ると急坂となり、落葉で足元が滑るが我慢して下るしかない。ソーラーパネルがたくさん敷き詰められた脇で、車道に躍り出た。あとは里道を歩いて、赤井公民館に戻り車を回収した。伐採で思いがけず展望が得られたのが収穫だった。

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(左)矢沢山から西へ急坂の下り。

→ 類似の山行「2018年1月21日 殿城山~矢沢山[市民の森から]」
posted by 急行野沢 at 21:41| Comment(0) | 登山(千曲川右岸-真田周辺) | 更新情報をチェックする