2021年12月23日
蓼科山[すずらん峠園地から往復](茅野市/立科町)
蓼科山から八ヶ岳連峰・南アルプスを望む。
すずらん峠園地駐車場834-940「2113m三角点」-958幸徳平-1049樹林帯抜ける-1101蓼科山1110-1113蓼科山頂ヒュッテ1137-1148樹林帯に入る-1219幸徳平-1230「2113m三角点」1239-1326すずらん峠園地駐車場
晴れの天気予報を見て、蓼科山に出かける。週末だと混雑するすずらん峠園地駐車場も平日なのでガラガラ。チェーンスパイクで歩きはじめる人もいたが、私は最初からアイゼン装着。緩やかな樹林帯を進むと正面に北横岳が見える。左折して登り、尾根に登り着くと唐松林の平坦路。徐々に勾配は増して、岩の斜面に雪が積もった急登となる。
(左)北横岳を正面に見て歩きはじめる。(右)三角点手前の急登。
振り向いて樹間から中央アルプスあたりが望めるようになると、2113三角点。しばらく道は緩やかになる。樹間からそそり立つ蓼科山の山容が見えて、その先、「幸徳平」の標識を過ぎると急登となる。急勾配が続き、ふくらはぎがつりそうになる。両側の樹木が低くなり、空が広くなり期待がふくらむ。
(左)2113三角点。(右)幸徳平の手前で蓼科山を展望。
枯れ木が立ち並ぶ一帯を過ぎると、間もなく樹林帯を抜ける。森林限界を越え、目の前は岩稜帯で視界が一気に開ける。蓼科山は森林限界を超えた部分は少ないから、比較的安心して登れるのだけれど、展望を楽しみながら登れる部分は案外少ない。右手に広がる八ヶ岳連峰を眺めながら、右側を巻き気味に進んだ後、左折して歩いた人の少ないトレースを追って蓼科山の山頂に到着。
(左)急登の先に青空。(右)樹林帯を抜け岩稜帯へ。
空は快晴。しかし意外にも遠景の稜線は雲に霞んでいる。北アルプス、乗鞍御嶽あたりの稜線ははっきりしない。中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳連峰などはしっかり見渡すことができたのだが。風は弱くさほど寒さも感じなかったが、雪に埋もれた山頂ヒュッテの陰まで行って休憩した。正面には浅間山や四阿山を望むことができた。
(左)山頂直下。(右)蓼科山山頂。北アを望む。
下山は往路をそのまま下った。多くの登山者が歩いていて、よく踏まれたトレースがあり、その点では心配はなかった。しかし、何らかの滑り止めは必要かと思う。平日だが、20人ほどの登山者とすれ違った。
(左)八ヶ岳連峰の手前は北横岳。(右)浅間山・四阿山方面。
同様のコースの登山記録 → 「蓼科山 2022年12月21日」 「蓼科山 2021年1月21日」(手書き地図もこちら)