2022年01月28日

東籠ノ登山~池の平湿原[湯ノ丸スキー場から](東御市)

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東籠ノ登山の山頂から浅間山を望む。

湯ノ丸スキー場高速カプセルリフト・降場838-(林道)912池の平駐車場923-1002東籠ノ登山1020-1055池の平駐車場1059-1109池の平湿原(北側)-1114池の平湿原(南側)1128-1147池の平駐車場1158-(登山道)1252湯ノ丸スキー場・第6駐車場

湯ノ丸山や烏帽子岳に比べて、東籠ノ登山方面は冬の登山者が少ない。そのため、過去にはトレースがなくて少々苦労したこともある。今日は湯ノ丸スキー場の金曜シニアデーを利用して、東篭ノ登山への登山とゲレンデスキーの両方を楽しもうという計画。湯ノ丸スキー場・第6駐車場にとめる。平日なので空いている。

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(左)林道から左に籠ノ登山。(右)池の平駐車場から籠ノ登山。

高速カプセルリフトに乗車し、降りたところから歩きはじめる。驚いたことに林道は圧雪車が通ったのか、きれいに圧雪されていてツボ足で快適に歩けた。池の平駐車場から念のためスノーシューを装着して東籠ノ登山への登山道に入るが、こちらもよく踏まれたトレースがあった。今日の状態ではスノーシューが無くても平気かもしれない。

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(左)東篭ノ登山の登山道へ。(右)登山道から東篭ノ登山を望む。

樹林帯を登り、視界が開けた先の山頂直下は直登。ここは何らかの滑り止めが必要かと思う。山頂では青空が広がっていたが、遠くの山並の多くは雲に隠れている。特に後立山連峰や北信五岳方面はまったく雲の中。間近の浅間山や反対側の湯ノ丸山・烏帽子岳あたりははっきり見えるものの、四阿山や八ヶ岳方面も何となく雲に霞んでいる。

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(左)樹林帯を抜け視界が開ける。(右)山頂直下は急登。

いったん下って池の平湿原にも立ち寄ってみたが、こちらへも珍しく明瞭なトレースがあった。ただ、やや深いところがあり、スノーシューがあった方がいいと思う。湿原は白一色で静か。見晴岳へ直接登る道に足を踏み入れたが、何度か深く踏み抜いたので進むのを躊躇う。

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(左)山頂から北アルプス方面。(右)山頂から池の平湿原と八ヶ岳方面。

下山してゲレンデスキーもしなければならないので、時間を考え池の平駐車場に戻り、林道左側に平行する登山道を湯ノ丸スキー場まで下った。途中すれ違った登山者は、東籠ノ登山で1人と、池の平駐車場で10人ほどのスノーシューツアーの集団だけ。第6駐車場に戻り、後は道具をすっかり変更してゲレンデスキーを楽しんだ。(金曜シニアデー:リフト1日券1,000円)

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(左)池の平湿原。前方は東籠ノ登山。(右)湯ノ丸スキー場から、烏帽子岳・湯ノ丸山・角間山。

冬期の類似のコースはこちら
→ 「東籠ノ登山 三方ヶ峰・見晴岳周回(2025年1月26日)」
→ 「池の平湿原~三方ヶ峰(2021年1月31日)」
→ 「東籠ノ登山~三方ヶ峰(2020年3月6日)」
→ 「池の平湿原(2020年2月9日)」
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2022年01月22日

四阿山[あずまや高原から往復](上田市/須坂市/群馬県嬬恋村)

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四阿山の山頂。

あずまや高原登山口801-824牧場入口-915中四阿分岐(里宮下)918-1002八合目1006-1032根子岳分岐-1054四阿山1104-1117根子岳分岐1134-1155八合目-1227中四阿分岐1230-1307牧場下-1323登山口

あずまや高原ホテル(休業中)周辺の駐車スペースは、朝7時半到着でほぼ満車。残り少ないスペースに車を滑りこませる。降雪後の晴天の土曜日なので、さすがに多くの登山者が訪れている。昨冬に登ったときは、けっこう踏み抜いたところも多かったため、スノーシューを持参しなかったことを後悔した。そこで、今日は最初から最後までスノーシューで歩きとおした。

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(左)牧場の雪原を歩く。(右)牧場から北アルプスを望む。

登山口からよく踏まれたトレースがある。しばらく歩くと牧場の下に出る。ここでスノーシューやワカンを装着している人も多い。雪原を横切るように歩けば、やがて左手には北アルプスの連なりが見えて元気が出る。牧場を過ぎるとダケカンバの樹林帯に入り、やがて中四阿分岐、里宮を通過。さらにダケカンバの中の地味な登りがけっこう長く感じられる頃、樹林帯を出て再び展望が広がる。

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(左)もうすぐ八合目。(右)北アルプスを見ながら登る。

すぐにいくつかの露岩がある八合目。天気が良いので、右手に浅間山、左に後立山や北信五岳を見渡しながら登る。右手前方に四阿山の山頂が見えてくる。中四阿方面からの尾根を合わせ、根子岳分岐を過ぎ、雪を被った樹林帯を抜ければ、山頂部は目の前。最後の急登はスノーシューのヒールリフターを使って登るが、距離は大したことはない。

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(左)樹林の向こうに山頂。(右)山頂直下の急登。

深い雪で左右が切れ落ちた四阿山の山頂に到着。北アルプスの全貌が見渡せるのが嬉しい。その右には北信五岳の山々、志賀高原方面、浅間山とその右には富士山、八ヶ岳、中央アルプス。山頂は手狭で危なっかしいし、次々と登山者が登ってくるので、少し下った根子岳分岐あたりで休憩してから下山にかかった。

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(左)四阿山山頂。根子岳の向こうに後立山・戸隠妙高。(右)浅間山。その右に富士山が霞む。

今日はスノーシューやワカンの人が大部分だった。アイゼンやBCスキーの人も見られたが。私が下山する時間になるとスキーの跡や踏み跡が錯綜し、雪が深いところもあった。帰路には牧場の雪原を自由に歩き回ったりして、楽しむことができた。雲ひとつない晴天で気持ちの良い登山だった。

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(左)山頂から望む後立山連峰。(右)槍ヶ岳・穂高連峰。
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2022年01月19日

黒姫高原スノーパーク(信濃町)

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(左)第1クワッドから。(右)第1クワッド上部から見おろす。

天気予報を見て、降雪の合間の晴天を狙ってスキーに出かける。降雪が続いた後の晴天なので、ゲレンデの状態は素晴らしい。正面に野尻湖や斑尾山を見て、気持ちよく滑ることができた。平日は前山側は営業していない様子。実質リフト3本(第1・第2・第5)だが、コース取りのバリエーションはもう少し多い。

平日に出かけたのは、アクティビティ割(アソビュー)でリフト1日券が半額になるため。オミクロン株の感染拡大で、残念ながら現在は長野県民だけしか利用できなくなっているが…。平日なのである程度すいているだろうとは思っていたが、予想以上に人が少なくて驚いた。駐車場の車も30~40台ほどだろうか。のびのびと滑ることができるのはいいが、少々心配になった。(アクティビティ割・シニア1日券:1,900円)

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(左)第2ペアから。(右)第2ペア上部から見おろす。
posted by 急行野沢 at 21:33| Comment(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする

2022年01月15日

飯縄山[南登山道を往復](長野市)

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飯縄山山頂から北アルプスを望む。

一の鳥居苑地・駐車場912-930一の鳥居登山口-1034駒つなぎ場1044-1140西登山道分岐1151-1202南峰1212-1222飯縄山1250-1303南峰1330-1338西登山道分岐-1405駒つなぎ場1410-1454一の鳥居登山口1501-1517一の鳥居苑地・駐車場

降雪直後の飯縄山へ。比較的ゆっくり家を出て、8時半過ぎの一の鳥居苑地・登山者駐車場は先着10台ほど。雪が深いだろうと考えて、スノーシューで歩きはじめる。すぐに「雪が深かったので諦めて戻って来た」という女性登山者とすれ違う。「スノーシューがあれば大丈夫」といわれて元気が出る。

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(左)登山口。(右)第七薬師如来。三合目。

出発が遅かったのではっきりトレースはつけられていたものの、ところどころ踏み抜いた跡も見られたので、登りは山頂までスノーシューで歩き続けた。ただ、勾配の急なところはスノーシューでは取り回しに苦労した。意外と時間がかかったのは、そのせいかと思う。途中、すれ違った登山者は30人弱。スノーシューとアイゼンが半々。

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(左)駒つなぎ場の先はロープの急登。(右)樹林が少なくなり展望が開ける。

十三仏を道脇に見ながらたどる前半は晴れていたが、駒つなぎ場からの冬道の急登を登っているうちに雲に覆われ視界は閉ざされた。しかし、樹林が少なくなった西登山道合流あたりからは西側の展望が開けた。北アルプスの展望を振り返りながら南峰へ。南峰の鳥居や飯縄神社の建物は雪に埋もれている。

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(左)振り返ると北アルプス。(右)南峰の飯縄神社。

さらに左に高妻や頚城山塊を眺めながら緩やかな稜線を歩いて山頂へ。山頂の標柱も「飯縄山」までしか雪の上に出ていない。東側は雲に覆われて、長野市街や志賀高原方面は視界が遮られていた。北西の頚城山塊、高妻戸隠、そして北アルプスは白馬から槍穂高あたりまでほぼ全体を見渡すことができた。

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(左)南峰から飯縄山へ稜線を進む。(右)飯縄山山頂。

山頂には7~8人ほどの登山者。下山は往路をそのまま戻った。南峰からしばらくの間は、正面に北アルプスの連なりを眺めながら歩けるのが嬉しい。しかし、スノーシューでは急坂で踏ん張りがきかなくなってきたので、アイゼンに付け替えた。トレースはあったものの降雪直後の深さはあり苦労した。

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(左)高妻山と頚城の山々。(右)北アルプスのほぼ全体を望む。
posted by 急行野沢 at 21:02| Comment(0) | 登山(戸隠・雨飾・妙高) | 更新情報をチェックする

2022年01月10日

湯ノ丸山~烏帽子岳 (東御市/上田市/群馬県嬬恋村)

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烏帽子岳から北アルプスを望む。

地蔵峠=(湯ノ丸スキー場第1リフト)リフト降場811-823鐘分岐830-908湯ノ丸山914-935鞍部(小梨平分岐)-1014小烏帽子岳-1025烏帽子岳1045-1055小烏帽子岳-1118鞍部-1150中分岐-1207地蔵峠

三連休中はどの山も人が多そうなので、あまり出かける気にはならなかった。しかし、晴天が続き、明日から天気が崩れそうなので、気軽に歩ける湯ノ丸方面に出かける。朝7時半、地蔵峠(湯ノ丸スキー場)の駐車場はまだ車が少ない。スキー場からの出発は駐車場の心配がないのがいいところ。

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(左)鐘分岐手前から湯ノ丸山を望む。(右)湯ノ丸山山頂直下。

8時になって目の前の第1リフトが動きはじめたので、つい乗車してしまい少しだけ楽をする。リフトを降りると、よく踏まれたトレースが続く。正面に湯ノ丸山の丸い山頂が見えてくる。鐘分岐を過ぎ勾配が増してきたところで、軽アイゼンを装着。チェーンスパイクで歩いている人が多かった。樹林が少なくなり、右に四阿山や草津白根山、左に八ヶ岳や富士山を見ながら登る。振り向くと篭ノ登山方面。

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(左)湯ノ丸山山頂。北アを展望。(右)湯ノ丸山から穂高連峰と槍ヶ岳。

湯ノ丸山の山頂に到着すると、さすがに冷たい風が吹いていた。晴天なので、正面には北アルプスが橋から端まで全貌を見せている。引き続くよく踏まれたトレースをたどって、鞍部(小梨平分岐)まで下り、烏帽子岳への稜線へと左トラバース気味に登っていく。稜線に登り着くと、ここも風が冷たいが、冬としては穏やかな方だろう。

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(左)湯ノ丸山から後立山連峰。(右)鞍部から烏帽子岳。

左手前方に北ア、右手前方に四阿山を見ながらの稜線歩きは楽しい。烏帽子岳からも晴天のもと360度の展望が広がる。富士山・八ヶ岳・中央アルプス・御嶽乗鞍、そして北アルプスの全貌。北信五岳は雲海の上に顔を出し、四阿山・白根山方面も一望できた。

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(左)稜線から烏帽子岳。(右)烏帽子岳山頂。四阿山を望む。

下山は鞍部まで戻り、湯ノ丸山の南山麓を巻く淡々とした道で、中分岐を経由して地蔵峠まで戻った。こちらも良く踏まれ歩きやすい道。途中、すれ違った登山者は15人ほど。3連休最終日にしては少ない印象だった。

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(左)雲海に浮かぶ富士山と八ヶ岳。(右)小烏帽子岳の下りから篭ノ登山方面。

[参考]湯ノ丸スキー場リフト1回券(シニア) 400円

同じコースの過去の記録はこちら
→ 「湯ノ丸山~烏帽子岳(2024年1月29日)」
→ 「湯ノ丸山~烏帽子岳(2023年1月3日)」
→ 「湯ノ丸山~烏帽子岳(2020年12月26日)」
→ 「湯ノ丸山~烏帽子岳(2020年1月11日)」
→ 「烏帽子岳~湯ノ丸山(2019年1月17日)」
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2022年01月06日

北八ヶ岳[天狗岳~唐沢鉱泉から反時計回り] 視界は開けず(茅野市/小海町)

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第二展望台から西天狗岳を望む

唐沢鉱泉737-825稜線(唐沢鉱泉分岐)829-910第一展望台-940第二展望台956-1038西天狗岳1043-1059東天狗岳1112-1126擂鉢池分岐-1201中山峠-1206黒百合ヒュッテ1237-1311渋の湯分岐-1349唐沢鉱泉

前日までの天気予報はさほど悪くないはずだったが、車のラジオは太平洋側の降雪を予報していた。これでは天候は期待できないと思いながら、唐沢鉱泉へ車を進める。今日のところは、唐沢鉱泉までの道は圧雪路で何の問題もなし。しかし、3連休明けに唐沢鉱泉が冬期休業にはいると、道の状況は変わるのではないだろうか。

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(左)樹林帯の登り。尾根に出て左折。(右)第一展望台。前方右手は根石岳。

唐沢鉱泉の駐車場(無料)は朝7時過ぎで先着4台。平日なので空いていた。前後して2人ほど登山者が歩きはじめる。といってもこの天候なので、今日すれ違った登山者は3人だけ。樹林帯の中、しっかり踏まれたトレースを登り始める。途中でアイゼン装着。尾根に出て左折し、しばらく登りを我慢すれば第一展望台。前方に西天狗岳と根石岳、右手にはうっすら赤岳が霞んでいる。

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(左)第一展望台から中山方面。(右)第二展望台。雲間に赤岳が霞んでいる。

その先、第二展望台では西天狗が目の前に迫る。右手には雲間にかすかに赤岳方面。少し進んだ樹林帯の中で、ピッケルやバラクラバを用意する。西天狗への登りにかかり、森林限界を越えると冷たい風にさらされる。視界もきかず、岩と雪のミックスの中、トレースはわかりにくい。

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(左)樹林帯が終わり岩雪ミックスの登りへ。(右)西天狗岳山頂。展望なし。

登り着いた西天狗岳山頂は展望皆無。そこから東天狗の間はさらに視界がきかず、トレースも風で消されがち。方向を探りながら進む。東天狗岳でも視界は開けない。雪も降りはじめた。東天狗からの下りも、風に飛ばされトレース不明瞭な箇所がところどころ。風と寒さに耐え、展望がなくとも我慢し……修行のような登山だけれど、これはこれで登山の楽しみかもしれない。

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(左)東天狗岳。視界ゼロ。(右)中山峠への下りから振り返る。

中山峠まで下ってひと安心。黒百合ヒュッテ前で小休止して、ピッケルなどの装備を仕舞う。唐沢鉱泉まで下る樹林帯も、しっかり踏まれたトレースがあり、何の問題もない。帰り道に車内から眺めると東信・北信方面はよい天気だったようす。登る山の選択を間違えたか?

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(左)中山峠。(右)渋の湯分岐。黒百合平からの下りはトレース明瞭。
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2022年01月02日

聖山[三和峠から往復](麻績村/長野市)

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聖山から高妻・妙高・黒姫・飯縄を望む。

三和峠1040-1120聖峠-1147聖山1220-1226あずまや1230-1244聖峠-1323三和峠

年末年始で過剰に摂取したカロリーを消費しなければならない。正月二日の晴天。人気のある雪山は人が多いだろうと考え、地元民くらいしか登らない聖山へ、軽い雪山歩きに出かけた。いつものとおり三和峠から。三和峠道脇には車5台分ほどが除雪されていた。今日は先着2台。途中、3人の登山者とすれ違った。

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(左)登山口の三和峠。(右)あずまやのピークは右を巻く。

見たところ先行者のはっきりしたトレースがあったけれど、やや雪がモフモフした感じだったので、スノーシューで歩き始めた。しかし意外と踏み固められていて、スノーシューでなくても大丈夫だったと思う。1308ピークまでは急な登りが続く。その先は、わずかに樹間展望がある送電鉄塔の脇を通り、緩やかな道が聖峠まで続く。

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(左)山頂直前。(右)聖山から後立山連峰を望む。

聖峠を過ぎると道は再び登りに転じ、あずまやのあるピークを右に巻いてわずかな登りでアンテナが林立する聖山の山頂へ。正面の後立山連峰はやや霞んだ感じ。右手の白馬あたりは雲に隠れている。そこから右へ北信五岳・四阿山・浅間山・八ヶ岳などを展望することができた。少しずつ北アルプスには雲がかかりはじめ、山頂を去る頃にははっきり見えなくなってしまった。

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(左)北信五岳方面。(右)八ヶ岳方面。

他の冬のようすはこちら → 「聖山(2025年1月5日)」
            → 「聖山(2023年2月4日)」
            → 「聖山(2021年2月14日)」
            → 「聖山(2020年2月28日)」
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | 登山(筑北・長野西山) | 更新情報をチェックする