2022年02月06日
高ボッチ山(塩尻市/岡谷市)
牧場の広い雪原を登る。
ブリーズベイリゾート塩尻かたおか935-1047牧場雪原最下部1054-1135高ボッチ山1201-1235牧場雪原最下部-1320ブリーズベイリゾート塩尻かたおか
大雪の予報が告げられている。しかし、長野県内でも少し南にいけば晴れ間もあるかと考えて、比較的短時間で登れる高ボッチを目指す。ブリーズベイリゾート塩尻かたおか(休業中)の下の駐車スペースに駐車。到着時、周辺のスペースも含めて先着7台。十分な空きあり。ゆっくり家を出たので、歩きはじめは遅い時間。ホテルの横から歩きはじめる。
(左)休業中のホテルの横から歩きはじめる。(右)樹林帯の登り。
薄雪の下は凍りついているところも多いので、樹林帯からチェーンスパイクをつけ、あとはそれで歩きとおした。赤松の多い最初の樹林帯は、以前歩いたときは作業道などが入り組んでわかりにくい印象だったが、今回は明瞭なテープマークがつけられてわかりやすくなった。唐松林の中、薄い雪を踏んで九十九折の道が続く。左手に送電鉄塔が見えれば、残りわずかで牧場の最下部に達する。
(左)牧場の最下部。(右)雪原から振り返っても展望開けず。
牧場の最下部からは雪原の中を歩く。雪原の中央にはしっかり踏まれたトレースがあり問題なく歩くことができた。広い雪原を歩くのは気持ちいいが、振り返れば見えるはずの北アルプスなども今日は雲の中。左手にぼんやり鉢伏山が見える。短い樹林帯を抜けると再び雪原に出る。左手にアンテナ群を見ながら進めば、山頂一帯の遊歩道に入る。
(左)樹林帯を抜け再び雪原。(右)山頂一帯は遊歩道。
緩やかに登って高ボッチ山の山頂へ。それほど風は冷たくないけれど、暑い雲が空を覆い展望は限られる。諏訪湖を見下ろし、身近な鉢伏山・三峰山・霧ヶ峰方面を見渡すことはできたが、八ヶ岳・南アルプスなどは深い雲の中。山頂直下の四阿のような小屋で休憩してから往路を下山した。途中すれ違った登山者は10人ほど。私が登った時には、山頂には他に人の姿はなかった。
(左)高ボッチ山の山頂。前方は鉢伏山方面。(右)山頂から諏訪湖を見下ろす。八ヶ岳・南アは雲の中。