2022年02月12日
八ヶ岳[西岳/富士見高原から](富士見町)
西岳山頂から権現岳・編笠山方面を展望。
富士見高原・駐車場741-807五差路-815不動清水-851林道交差(標高1730)903-933林道出合-1111西岳1205-1244林道出合-1258林道交差(標高1730)1308-1322不動清水-1349富士見高原・駐車場
三連休なので人気の山の登山口の駐車場は混雑が予想される。駐車場に余裕があるところを考えて、富士見高原の登山口へ。あわよくば西岳から青年小屋・編笠岳経由の周回を考えていたが、西岳から青年小屋へはトレースがまったくなくて断念。おとなしく、西岳ピストンにとどめた。なお、後で知ったところでは、もう少し遅い時間には青年小屋側からトレースがつけられた模様だ。
(左)富士見高原の駐車場。(右)不動清水。
富士見高原の登山者用駐車場(B-1駐車場)にとめる。朝7時で先着20台、まだまだ駐車できる。道標に従ってしばらく進むと、ゲートがあり登山届箱も設置されている。積雪のある山道から林道に出入りしながら歩いて、五差路分岐。編笠山への道を見送り、左に林道を進むと不動清水。流れは細いが水は出ている。ここから樹林帯の登山道となる。
(左)林道を何回か横切る。(右)標高2,138m小広場。
何回か林道を横切りながら、樹林帯の中の登りが続く。登山道には明瞭なトレースはあるものの、モフモフとした雪。急坂になると踏ん張りがきかない場所も。そのせいか、なんだか今日はきつかった。やわらかい雪なので、アイゼンもきかないけれど、何らかの滑り止めは必要かと思う。私は途中からアイゼン装着。
(左)標高2,300をこえて視界が広がる。(右)振り返ると南アルプス。
西岳へは樹林帯の登りが長く、山頂近くにならないと展望は開けない。標高2,300mを過ぎ、ようやく視界が広がり、振り返ると南アルプスが望める。その先、ひと登りで西岳山頂。薄雲が広がり思ったほどいい天気ではなかったが、富士山や南アルプス・中央アルプス、編笠山・権現岳などを展望することができた。赤岳・阿弥陀岳など八ヶ岳の中心部は樹間から望める程度なのがもどかしい。
(左)西岳山頂。前方は中央アルプスと御嶽。(右)権現岳方面と樹間に赤岳。
今日は風もなく穏やか。山頂には5人ほどの登山者がいたが、青年小屋方面にはトレースがないのを見て、誰もそちらに進もうとしなかった。途中すれ違った登山者は10人ほど。やはり八ヶ岳の中ではマイナーなピークということだろうか。駐車場の台数から見て、編笠山へ向かった人の方が多いと思う。
(左)編笠山の右に富士山。(右)北岳・甲斐駒・仙丈。