2022年07月24日

[志賀高原]大沼池から赤石山(山ノ内町/群馬県中之条町)

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赤石山から大沼池を見下ろす。

大沼池入口747-850大沼池(林道終点)855-912大沼池東岸(エメラルド大沼)917-1006忠右衛門新道分岐1010-1026赤石山1112-1129忠右衛門新道分岐-1210大沼池東岸1226-1242大沼池(林道終点)-1338大沼池入口

標高の高い山に出かけたい時期だけれど、家族と日帰り登山に行くことになっていて、様々な制約の中でどの山に登るかを悩む。結局、かわりばえしないけれど、近場の志賀高原に行くことにした。朝7時半、大沼池入口の駐車場には空きがあったけれど、下山時には路側にとめられている車もあった。

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(左)エメラルドブルーの大沼池。(右)大沼池からは急登。

緩やかに山道と林道を歩いて、エメラルドブルーの大沼池へ。そこから稜線(忠右衛門新道分岐)までは細丸太の階段の急登が続く。稜線に出て若干勾配は緩んで、しばらく進むと赤砂のザレ場と大岩が印象的な赤石山に到着する。今日は家族が一緒なので、ペースも上がらないから無理をせず、ここまでで折り返すことにする。

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(左)左手樹間に赤石山を望む。(右)古い時代の道標。

赤石山からは、時折霧が視界を閉ざすものの、大沼池の姿や志賀高原の山並を見渡すことができた。山頂下のザレ地で休んでいるとときどき登山者が通り過ぎていく。あまり人に会わないかなと思っていたが、赤石山周辺で20人ほどの登山者とすれ違った。下山時、大沼池周辺には林間学校らしき子どもたちや、軽装の家族連れなどが多く見られた。

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(左)山頂下の大岩の脇から大沼池を望む。(右)前方の岩の上が赤石山山頂。

同じコースの過去の記録はこちら →「大沼池~赤石山(2020年7月30日)」
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(志賀草津・苗場) | 更新情報をチェックする

2022年07月18日

北八ヶ岳[東天狗岳~本沢入口林道ゲートから](小海町/南牧村/茅野市)

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箕冠山手前から見た西天狗・根石岳・東天狗。

ゲート前登山口620-710みどり池分岐-720本沢温泉-807夏沢峠819-845箕冠山-848根石岳山荘851-859根石岳-907白砂新道入口-924東天狗岳944-1027中山峠-1113ミドリ池1135-1140みどり池・本沢温泉分岐-1229本沢温泉方面分岐-1310ゲート前登山口

小屋泊まりの山行なども計画していたが、どうにも天候が読めなくて、日帰りの山行に変更。勝手知った天狗岳でお茶を濁すことになった。本沢入口の駐車スペースは満車状態。右折で荒れた林道に車を乗り入れて、ゲート前に駐車という横着をした。しかし、7~8台ほどとめられるゲート前には他にまったく車がなかったのに少々驚いた。4WD車でないとここまで来るのはまず無理だけれど。

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(左)林道ゲート前にとめて歩きはじめる。(右)本沢温泉の先から硫黄岳。

林道の続きのような広く歩きやすい道の両脇は、唐松林から針葉樹林へ。多くのテントで賑わう野営地を過ぎて本沢温泉。今日は野天風呂には寄らずに、シャクナゲ咲く道を折返しながら登って夏沢峠。箕冠山に近づくと右手樹間に西天狗・根石岳・東天狗を望むことができた。

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(左)夏沢峠への道脇のシャクナゲ。(右)夏沢峠から硫黄岳を望む。

ところが、箕冠山を過ぎて根石山荘の前まで来ると、あたり一面霧に覆われ視界無しに。強風が吹き肌寒いくらい。根石山荘前にコマクサがたくさん咲いていて、そんな中でも気持ちを和らげる。根石岳を越えてたどり着いた東天狗岳の山頂も真っ白で視界ゼロ。西天狗に足をのばす気にはならない。登山者の多くは短時間で立ち去って行く。

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(左)根石山荘前。視界無し。(右)コマクサ。

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(左)東天狗岳山頂。(右)中山峠への下り。黒百合平や中山方面が霞んで見える。

このまま白砂新道を下っても面白くないので、中山峠経由でみどり池をまわってから本沢ゲートまで戻ることにする。みどり池からは天狗岳の姿を望むことができた。ということは、今頃、山頂は晴れ間があるということだろうか。しらびそ平を経由し。本沢温泉の東に出てゲート前まで戻る。さすがに三連休なので、途中すれ違った登山者は100人以上になったと思う。

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(左)みどり池から天狗岳を望む。(右)しらびそ平(湿原)。

2022年07月09日

茶臼山+行者岩 [コガラ登山口から往復] (木曽町/塩尻市)

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茶臼山から木曽駒ケ岳を望む。

コガラ登山口624-650正沢川吊り橋655-755五合目801-902七合目908-953 2412m地点1001-1048茶臼山1053-1105行者岩-1118茶臼山分岐-1139行者岩-1158茶臼山1215-1241 2412m地点-1306七合目1311-1350五合目1403-1442正沢川吊り橋-1518コガラ登山口

中央アルプスの茶臼山に木曽駒高原のコガラ登山口から登る。登山口の駐車場は朝6時過ぎで先着10台。広いのでまだまだ余裕がある。まずは林道を進む、木曽駒ケ岳への福島Bコースを右に見送り、林道を進む。林道は中央が陥没していて、端を伝うように歩かなければならない。その先で正沢川を渡る。ワイヤーにつかまり、細丸太に足を置いて進めば問題ない。思ったよりもしっかりしていた。

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(左)正沢川を渡る。(右)歩きにくい五合目までの道。

その先、五合目までジグザグの登りは足元が不安定でとにかく歩きにくい。シダなどの植物が道を覆い、その下の石や木枝などで滑ったり、つまずいたり。先が思いやられたが、五合目で尾根にのれば、あとは歩きやすい道になる。六合目手前~七合目あたりは結構な急登になるが、苔むした針葉樹林帯などが美しい場所もところどころあらわれる。

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(左)五合目で尾根にのる。(右)苔むした尾根の登り。

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(左)2412標高点付近から木曽駒ケ岳方面。(右)シャクナゲと枯木帯。

道脇にはギンリョウソウが多い。樹間にときどき木曽駒方面が望めるものの、樹林帯の中の我慢の登りが続く。少し樹木が低くなり、右手に行者岩が見えた。唯一シャクナゲが咲いている場所があり、枯木帯を過ぎてしばらく行くと茶臼山の山頂。ここでようやく展望が得られた。北・東方向は雲が多いが、西駒山荘から木曽駒ケ岳へと続く稜線はきれいに見えている。

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(左)茶臼山の山頂に到着。(右)茶臼山から左に将棊頭山、右に行者岩。

いったん下ってハイマツの中を緩やかに登れば行者岩。さらに桂小場からの登山道との合流点まで歩いたのは、赤線つなぎ。この間はハイマツ帯が多く、木曽駒ケ岳の稜線を眺めながら、高山の雰囲気を感じることができた。行者岩・茶臼山へ登り返した後、往路をコガラ登山口へと下山した。なお、本コースは各合目ごとに道標があり、赤テープも頻繁にあるので道を失う心配少ない。

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(左)ハイマツ帯を茶臼山に向かう。(右)行者岩から木曽駒ケ岳を望む。

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(左)将棊頭山との鞍部から行者岩を振り返る。

老体の私にとっては少々ロングコースであり、蒸し暑かったこともあって、終盤はフラフラになって駐車場にたどり着いた。出会った登山者は行者岩での2人組のみだが、彼らは桂小場から登って来たと思われる。途中、他の登山者には出会わなかった。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(中央アルプス) | 更新情報をチェックする