2022年07月09日

茶臼山+行者岩 [コガラ登山口から往復] (木曽町/塩尻市)

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茶臼山から木曽駒ケ岳を望む。

コガラ登山口624-650正沢川吊り橋655-755五合目801-902七合目908-953 2412m地点1001-1048茶臼山1053-1105行者岩-1118茶臼山分岐-1139行者岩-1158茶臼山1215-1241 2412m地点-1306七合目1311-1350五合目1403-1442正沢川吊り橋-1518コガラ登山口

中央アルプスの茶臼山に木曽駒高原のコガラ登山口から登る。登山口の駐車場は朝6時過ぎで先着10台。広いのでまだまだ余裕がある。まずは林道を進む、木曽駒ケ岳への福島Bコースを右に見送り、林道を進む。林道は中央が陥没していて、端を伝うように歩かなければならない。その先で正沢川を渡る。ワイヤーにつかまり、細丸太に足を置いて進めば問題ない。思ったよりもしっかりしていた。

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(左)正沢川を渡る。(右)歩きにくい五合目までの道。

その先、五合目までジグザグの登りは足元が不安定でとにかく歩きにくい。シダなどの植物が道を覆い、その下の石や木枝などで滑ったり、つまずいたり。先が思いやられたが、五合目で尾根にのれば、あとは歩きやすい道になる。六合目手前~七合目あたりは結構な急登になるが、苔むした針葉樹林帯などが美しい場所もところどころあらわれる。

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(左)五合目で尾根にのる。(右)苔むした尾根の登り。

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(左)2412標高点付近から木曽駒ケ岳方面。(右)シャクナゲと枯木帯。

道脇にはギンリョウソウが多い。樹間にときどき木曽駒方面が望めるものの、樹林帯の中の我慢の登りが続く。少し樹木が低くなり、右手に行者岩が見えた。唯一シャクナゲが咲いている場所があり、枯木帯を過ぎてしばらく行くと茶臼山の山頂。ここでようやく展望が得られた。北・東方向は雲が多いが、西駒山荘から木曽駒ケ岳へと続く稜線はきれいに見えている。

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(左)茶臼山の山頂に到着。(右)茶臼山から左に将棊頭山、右に行者岩。

いったん下ってハイマツの中を緩やかに登れば行者岩。さらに桂小場からの登山道との合流点まで歩いたのは、赤線つなぎ。この間はハイマツ帯が多く、木曽駒ケ岳の稜線を眺めながら、高山の雰囲気を感じることができた。行者岩・茶臼山へ登り返した後、往路をコガラ登山口へと下山した。なお、本コースは各合目ごとに道標があり、赤テープも頻繁にあるので道を失う心配少ない。

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(左)ハイマツ帯を茶臼山に向かう。(右)行者岩から木曽駒ケ岳を望む。

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(左)将棊頭山との鞍部から行者岩を振り返る。

老体の私にとっては少々ロングコースであり、蒸し暑かったこともあって、終盤はフラフラになって駐車場にたどり着いた。出会った登山者は行者岩での2人組のみだが、彼らは桂小場から登って来たと思われる。途中、他の登山者には出会わなかった。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(中央アルプス) | 更新情報をチェックする