2022年09月25日

上高地散策(松本市)

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大正池から穂高連峰を望む。

家族から「連休なのに、どこにも出かける予定がない」といわれ、一緒に上高地散策に出かけることに。手軽なツアーバス(長野駅東口発)を利用したが、上高地滞在自由時間は約5時間あった。大正池~河童橋~明神(嘉門次小屋)~河童橋~上高地BTというお決まりのコース。

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(左)大正池から焼岳を望む。(右)田代湿原。

快晴のもと、人も多かったけれど、穂高や焼岳の展望は素晴らしかった。家族が一緒なので、嘉門次小屋で岩魚を食べたり、河童橋付近でケーキセットを食べたり……ということになった。

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(左)河童橋。(右)明神橋から明神岳を見上げる。
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2022年09月17日

白馬三山[猿倉から反時計回り周回] (白馬村/富山県黒部市)

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鑓温泉分岐から鑓ヶ岳を振り返る。

[第1日(9/16)]猿倉駐車場549-552猿倉荘559-658白馬尻小屋705-928岩室跡941-1010避難小屋1019-1124白馬岳頂上宿舎1157-1215白馬山荘-1230白馬岳1251-1305白馬山荘1310-1320村営白馬岳頂上宿舎・泊
[第2日(9/17)村営白馬岳頂上宿舎538-547丸山601-652杓子岳701-759鑓ヶ岳810-830鑓温泉分岐837-859大出原907-1013白馬鑓温泉小屋1047-1121杓子沢1131-1150サンジロ-1238小日向のコル-1417猿倉荘1422-1425猿倉駐車場

8月初旬に友人と大雪渓経由で白馬岳に登る計画だったが、コロナで小屋が休業になったりして唐松岳日帰りに変更になった。白馬岳には過去2回いずれも蓮華温泉から登っているが、白馬岳の正面玄関はやはり大雪渓経由かと考えて再チャレンジ。さらに杓子岳・鑓ヶ岳を加えた白馬三山に登るプランとした。猿倉駐車場は平日だったので上段にとめることができた。ちなみに下山時には「満車」の掲示。

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(左)雪渓があらわれるが雪上を歩けるのはかなり先。(右)ここからわずかな距離の雪渓歩き。

猿倉荘の脇から登山道に入り、林道歩きを挟んで右手に山頂部を眺めながら進む。おなじみの「ようこそ大雪渓へ」と書かれた岩を過ぎ、白馬尻へ。やがて右手に雪渓は見えてくるものの割れたりしていてとても歩ける状態ではない。随分、谷の左側を登らされてからようやく雪渓の上を歩く。しかし、雪の上を歩くことができたのはほんの7~8分程度のわずかな距離。

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(左)秋の花咲く中、岩混じりの登り。(右)前方稜線に小屋が見えてくる。

その先は岩混じりの急登が続く。秋の花も道脇を彩る。避難小屋を過ぎると前方稜線鞍部に小屋が見えて少し元気が出てくる。平坦地を過ぎて最後の登りをこなせば、村営宿舎に到着。ここに宿泊予定なので、荷を軽くして白馬岳を往復する。あんなに晴れていたのに白馬岳山頂では雲に覆われてはかばかしい展望は得られなかった。

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(左)村営宿舎。荷を軽くして白馬岳ピストン。(右)白馬岳山頂。

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(左)雲海に浮かぶ高妻山。(右)杓子岳・鑓ヶ岳へ向かう。

2日目は快晴。前方に剱岳・立山を見ながら、まずは杓子岳を目指す。左手は雲海の上に高妻山が顔を出している。杓子岳山頂直下はガレ場の急登。落石に注意しながら登れば、杓子岳山頂。北には白馬岳の姿が美しい。細い真っ白な稜線を南に向かう。鞍部へ下った後は鑓ヶ岳への岩混じりの急登。手前の岩峰を過ぎるとあとは緩やかな登りで鑓ヶ岳山頂。

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(左)杓子岳山頂から白馬岳。(右)杓子岳から稜線を南へ。

目の前に広がる展望は素晴らしい。剱岳・立山から裏銀座方面、槍ヶ岳・穂高連峰に左手前には鹿島槍。振り返ると白馬岳と杓子岳。南側の鑓温泉分岐に下り振り返ると、鑓ヶ岳の真っ白な山容が美しい。鑓温泉へと下りはじめると大出原と呼ばれる場所なのか、鑓ヶ岳を背景とする斜面に秋の花が一面。盛夏なら素晴らしい花畑だろう。

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(左)鑓ヶ岳山頂。(右)鑓ヶ岳から剱・立山、遠く槍・穂高、左に鹿島槍。

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(左)鑓ヶ岳から白馬岳方面。(右)稜線下の花畑。

鑓温泉まであと少しのところに何箇所か断続的に鎖場があらわれる。足元の岩が滑りやすいので見た目より危険度は高い。鑓温泉では無料の足湯だけ楽しんで下山を続ける。そこから一段下った先は、左手山腹に沿った道がしばらく続く。右手(南)から日差しを受けるので暑い。杓子沢を横切る地点は休憩適地。小日向のコルへは、ここにきての登りなので少々ウンザリする。

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(左)一面のチングルマ。雲海の向こうに上信国境や八ヶ岳方面の山並。(右)白馬鑓温泉。

その先で白馬三山を見納め。樹林帯に入り淡々と下って猿倉登山口へ。このところめっぽう暑さに弱くなってしまったようで、最後はヘロヘロになりながら若者に次々に抜かれて登山口にたどり着いた。しかし、天候に恵まれ、特に杓子岳・鑓ヶ岳あたりの景観は感動的だった。

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(左)小日向のコルの下で白馬三山を振り返る。(右)下山時には駐車場は満車。

[参考]村営白馬岳頂上山荘 1泊2食 13,000円

→「山小屋の食事」はこちら

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2022年09月11日

北八ヶ岳[天狗岳~唐沢鉱泉から反時計まわり周回](茅野市/小海町)

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西天狗岳から赤岳・阿弥陀岳や南アルプスを望む。

唐沢鉱泉654-737唐沢鉱泉分岐(尾根)741-815第一展望台819-842第二展望台847-922西天狗岳935-944東天狗岳1022-1032天狗岳分岐-1109中山峠-1116黒百合ヒュッテ1125-1204渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐1218-1313唐沢鉱泉

どうも体調がいまひとつなので、勝手知った天狗岳で様子を見ようかと出かけた。不順な天候が続いていた中、晴天の日曜日なので人が多いだろうと思っていたけれど、予想以上。唐沢鉱泉のずっと下まで路側に車がとめられていた。運よく登山口の比較的近くにわずかなスペースを見つけて駐車することができた。

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(左)第二展望台から赤岳方面。(右)西天狗岳直下の岩場。

樹林帯の中を西尾根に向かって登る。尾根に登り着いて左折、第1・第2展望台からは赤岳をはじめとする八ヶ岳中心部の山並を望むことができた。第2展望台を過ぎ、鞍部から少し登り返すと森林限界。ここからは岩場の急登に息を切らせる。振り返るとたどってきた西尾根を見下ろすことができる。

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(左)西天狗岳山頂。(右)西天狗岳から東天狗岳を望む。

西天狗岳山頂も多くの登山者で賑わっていた。山頂からは、赤岳など八ヶ岳南部の山々や南アルプスなどを望むことができた。北アルプス方面は雲の中。鞍部を経て東天狗岳に登り返し、山頂直下で昼食休憩。その後、中山峠に向けて下るが、登ってくる人たちと次々にすれ違う。黒百合ヒュッテ前も大賑わい。ただ、いつも人が多いので私はスルーのことが多い。

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(左)登山者で賑わう東天狗岳山頂。(右)東天狗岳から望む西天狗岳。

相変らずだけれど黒百合平から唐沢鉱泉への下りは、濡れた大きな岩が滑って歩きにくい。木道を渡してある箇所もあるけれど、このあたりの登山道はもう少しなんとかならないかなといつも思う。谷に沿うトラバース道をたどって唐沢鉱泉に下山。急に暑さがぶり返したせいなのか、なんだか身体が重かった。

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(左)中山峠への下りから天狗岳を振り返る。(右)黒百合ヒュッテ

同様のコース(夏)の記録
→ 「北八ヶ岳[天狗岳~唐沢鉱泉から反時計回り周回](2021年8月24日)」