2023年01月03日
湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)
烏帽子岳への稜線を進む。
地蔵峠809-834中分岐-845鐘分岐-923湯ノ丸山929-957鞍部(小梨平分岐)1004-1046小烏帽子岳-1058烏帽子岳1130-1141小烏帽子岳-1209鞍部(小梨平分岐)-1234中分岐-1251地蔵峠
湯ノ丸周辺は私のような雪山初級者でも、比較的安心して歩ける場所だと思う。危険な箇所もほとんどない。正月でなまった体を少し目覚めさせるため、定番のコースだけれど、湯ノ丸山から烏帽子岳へと歩いた。浅間サンラインから地蔵峠までの車道に、雪はほとんどなかった。地蔵峠の駐車場に車をとめる。到着時にはすいていたが、下山時にはスキーの車でほぼ満車。
(左)湯ノ丸山山頂直下。(右)湯ノ丸山山頂。
中分岐・鐘分岐経由で湯ノ丸山へと登る。振り返ると富士山や籠ノ登山方面は望めたはずだが、湯ノ丸山山頂は霧に覆われてほぼ視界はない状態。北峰と籠ノ登山がぼんやり見えるくらい。鞍部(小梨平)へと下っているうちに少しずつ雲がとれて、烏帽子岳の稜線へと登り返していく頃には青空が広がった。
(左)青空が広がってきた。(右)稜線に登り着き小烏帽子岳へ。
小烏帽子岳を越えて、右手前方に四阿山を眺めながら歩く稜線はやはり楽しい。烏帽子岳山頂からは、南に富士山がきれいに見えた。その右には八ヶ岳。東には籠ノ登山の上に浅間山。四阿山はやや雲にかすんでいた。しかし、北アルプスや北信五岳方面の稜線は雲に覆われていて、はかばかしい展望は開けなかった。風はさほど強くなく、山頂で休憩することができた。
(左)烏帽子岳山頂。後ろは四阿山。(右)烏帽子岳から湯ノ丸山方面。
途中すれ違った登山者は30人ほど。私は全行程、チェーンスパイクで歩いた。ピッケルや12本爪アイゼンの人もけっこう見かけたけれど、今日の状態ならそこまでの装備は要らないかなと思う。よく踏み固められて歩きやすい雪道。ところどころ吹き溜まりでは膝下くらいまで踏み抜くところはあったけれど。
(左)富士山・八ヶ岳方面。(右)下山時、鞍部から烏帽子岳を振り返る。