2023年04月14日
鉄平石山(横見山)~海遠点 (佐久穂町/群馬県南牧村)
1331ピーク北東の尾根上からカラマツ林越しに鉄平石山を望む
余地ダム752-839余地峠847-934鉄平石山(横見山)941-1023日本で海岸線から一番遠い地点1034-1114鉄平石山(横見山)-1123鉄平石採石場1143-1210余地ダム
前回に引き続き佐久東部(上信県境)の低山歩き。宮坂七郎「新版 信州の山(中部下巻)」には「鉄平石山」の名前で掲載されている1337三角点が一応の目的地。ヤマレコでは「横見山」、三角点名は「余地」。ついでに「日本で海岸線から一番遠い地点(以下「海遠点」)まで足をのばし赤線をつなげたい。なお、余地峠~鉄平石山~海遠点の間は整備された登山道ではない。
(左)余地ダムの先の林道ゲート。(右)余地峠。
余地ダムの舗装区画された駐車場に車をとめる。その先の林道ゲートを越えて、余地峠までは林道歩き。余地峠で左折して北側にある小ピークを目指す。カラマツや雑木林の中、意外と踏み跡も明瞭。ピークで左折すれば樹間に鉄平石山が見える。林道終点に出てそのまま尾根へ直進した後、1331は右を巻いていく。このあたりはマークも豊富。
(左)余地峠で左折。(右)林道終点から鉄平石山(中央)を望む。
1331から北北東に伸びる尾根を越し、足元に笹が増えるあたりでマークはなくなる。ここがややわかりにくい。北へ尾根をたどり、左折して急登すれば雑木林の中で展望のない鉄平石山(横見山)。その先すぐの小鞍部から右へ下り、海遠点を目指す。踏み跡は薄くなる。マークはところどころ。尾根の突端(1260圏)で左折して下るあたりは尾根が広がり方向が定めにくい。
(左)鉄平石山の山頂。(右)尾根の突端で左折。この先はややわかりにくい。
鞍部から1240圏のピークに登り返し、その先の左右に分岐する尾根の間の谷を下れば海遠点へ。雑木林の中の変哲もない所だが、3回目の訪問になる。雨川ダム方面から登ってきた登山者がいて、少し言葉を交わした。来た道を戻り鉄平石山へ。少し西に行けば鉄平石採石場の上部に出る。南側が開けていて、本日唯一の展望が得られた。
(左)海遠点までの間の鞍部。明るい雑木林。(右)海遠点の標柱。
晴れていれば右手前方に八ヶ岳が望めると思うが、今日は黄砂のためか霞んでいる。正面には茂来山から四方原山への稜線を望むことができた。採石の作業は、いまは行われていない様子。採石場から舗装林道を歩いて余地ダムに戻った。予想していたよりもずいぶん早い時間で歩くことができた。
(左)鉄平石採石場上部からの展望。茂来山から四方原山方面。