2024年03月16日
高デッキ山 スノーシュー(長野市)
高デッキ山 山頂直下。
戸隠スキー場駐車場806-852林道から右折し尾根にのる-924夏道登山道と交差-10001590m圏ピーク-1017雪原から左折し尾根の登りへ-1045鞍部1050-1104高デッキ山1126-1137鞍部-1159雪原に降りる-1212ゲレンデ脇-1234夏道登山道と交差1238-1255林道に出る1300-1327戸隠スキー場駐車場
戸隠スキー場のすぐ隣にある高デッキ山。積雪期にはBCスキーやスノーシューでの登山記録がごく稀に見られる。第5リフト終点から見える、瑪瑙山との間に広がっている雪原(夏は湿原)も何となく気になっていた。スキー場の間近にある安心感もあり、簡単に登れそうな気がしていた。
(左)最初は林道を歩く。スノーシューでも沈む。(右)ブナの尾根を登る。
あまり人が登らない山なので予想はしていたけれど、ほぼトレースはなし。全行程スノーシューを使ったが、それでも沈む。気温が高くて雪も重く、標高差や登山時間で見るよりも消耗した。積雪期はどこでも適当に登って行けばいいけれど、過去のいくつかの登山記録を参考にして、戸隠スキー場の駐車場から林道をしばらく北東方向に進んでから右手の尾根に取付いて登って行く。
(左)1590ピークから高デッキ山を望む。(右)雪原で振り返り、高妻山を望む。
ブナの大木も見られる尾根は、夏道の登山道(トレースなし)と交差するあたりから針葉樹林帯にかわる。1590圏のピークに登れば、東に高デッキ山の姿があらわれる。いったんゲレンデ脇まで下り瑪瑙山との間にある広く平坦な雪原に進む。このあたりはBCスキーのトレースがあったが、それも一瞬だけ。
(左)雪原を進み左の尾根に取付く。(右)手前鞍部から高デッキ山を見上げる。
雪原脇にある大きな枯木から左手の尾根に取付く。さらに途中から左を巻くようにして鞍部まで来ると、目の前に高デッキ山がそびえている。急な斜度に見えたが、何日も前のものと思われるごく薄いトレースに沿って、折返し登れば高デッキ山の山頂に到着。北側はダケカンバなどが繁っていて、黒姫・妙高・高妻などは木の間から眺めるような感じ。
(左)高デッキ山山頂。樹林越しに高妻山や黒姫山。(右)飯縄山を望む。
南西には後立山連峰の連なりを望むことができた。その先の北アルプス南部は霞んでいる。南東には飯縄山と瑪瑙山。下山はほぼ往路を戻った。1590圏ピークに登り返すのが嫌だったので、その部分はゲレンデ(とがっきーコース)の脇を歩かせてもらった。気温が高く、下山時には雪が重くなった。なお、第5高速ペアリフトを使えば、もっと楽に登れると思う。
(左)高デッキ山山頂直下から北アルプス(後立山連峰)を望む。