2024年05月11日
黒姫山(戸隠キャンプ場から黒姫駅へ)[信濃町]
長野駅700=(アルピコ交通バス)814戸隠キャンプ場820-842大橋登山口-859古池-1000新道分岐1006-1103姫見分-1117しらたま平1122-1139大池分岐-1152黒姫山1222-1231表登山道分岐1245-1358日ノ出岩1409-1438しなの木-1519表登山道入口-1544黒姫駅
積雪期以外に黒姫山に登るのは久しぶり。東側の表登山道を歩いたことがなく、そちらに下山するプランとしたため、バスで戸隠キャンプ場へ。古池経由で登る。外輪山の稜線上では展望に恵まれたが、下山路は思っていたよりも残雪が多く、苦戦した。
(左)古池近くの水芭蕉。(右)古池の畔のリュウキンカ。遠方は飯縄山方面。
しばらく車道歩きの後、大橋登山口から古池へ。古池の畔の水芭蕉やリュウキンカなどの花を見てから、新道分岐へと登る。ブナの大木などがある平坦地を過ぎると、高い笹が視界を狭めている単調な登り。しかし、しらたま平に至ると素晴らしい展望が広がった。
(左)ブナの大木など。(右)しらたま平の展望。堂津岳・雨飾・焼山・火打。
高妻山・戸隠連峰、その左に北ア。飯縄山の向こうに南ア・八ヶ岳・富士山。浅間山・四阿山、そして志賀高原の山々。稜線上は展望を楽しみながら気持ちよく歩ける。最後の登りをこなし、登り着いた黒姫山山頂は10人ほどの登山者。すれ違ったのは30人ほど。このくらいの標高に適した季節でもある。眼下に野尻湖と斑尾山。樹間から北側に、妙高・火打・焼山・雨飾・堂津岳。
(左)飯縄山。その向こうに八ヶ岳。肉眼ではその左に富士山も見えていたが。(右)黒姫山の山頂へ向かう。右手に野尻湖と斑尾山。
(左)黒姫山の山頂。(右)黒姫山から北ア・戸隠連峰・高妻山。
下山は稜線を少し北に進んでから右に下るが、残雪に隠れて右折地点がわかりにくく、一度は行き過ぎてしまった。下山路は残雪と夏道が交錯し、進む方向もわかりにくい。緩んだ雪は崩れたり、滑りやすいので軽アイゼンを装着。ところどころひざ上まで踏み抜く。予想外に時間がかかってしまった。
(右)黒姫山から北側に妙高・火打方面。(右)表登山道は残雪が多かった。
標高1750mより下では雪はなくなり、気持ちよいブナ林などの樹林帯の道を下って行く。しなの木の大木を過ぎ、林道と何回か交差して登山口までは平坦地ながら時間がかかる。気温が上がって暑かったけれど、里道に出て黒姫駅まで歩いた。
(左)標高を下げると歩きやすい道に。(右)黒姫駅手前から黒姫山を振り返る。
[参考]長野駅~戸隠キャンプ場(アルピコ交通バス):1,650円