2024年07月12日
<新潟遠征>浅草岳 …梅雨空にヒメサユリ(新潟県魚沼市)
前岳付近に咲いていたヒメサユリ。前方は浅草岳の山頂。
ネズモチ平駐車場755-802ネズモチ平登山口805-1000前岳分岐1005-1019浅草岳1032-1045前岳分岐1052-1113嘉平与ポッチ-1206桜曽根登山口1212-1230ネズモチ平登山口-1237ネズモチ平駐車場
梅雨前線が南下するため、東北や新潟方面は天気がよさそう。そこで、浅草岳まで足をのばそうと考えた。しかし、思ったほど天気はすぐれず、小雨の中の登山となってしまった。2時間余りで登れるので、それほどの苦労はなかったが。もう終盤だというヒメサユリを見ることができたのが嬉しかった。
(左)ロープが設置された岩場も。(右)標高1400m付近。稜線を見上げる。
小雨降る平日なので、だだっ広いネズモチ平の駐車場には他に3台ほどの車のみ。傍らの小屋には登山届箱やWCが完備されていた。舗装林道を少し歩いて、左の登山道へと入る。登山道には水が流れ、岩や木の根、そして木道も滑る。中盤からやや傾斜が増し、ロープが設置された岩の登りも随所にあらわれる。
(左)前岳の分岐。(右)稜線上の残雪。
標高1400m付近で前方に稜線を望むが、そこからもけっこう時間がかかった。前岳の分岐に到着して左折すれば、道脇にヒメサユリが咲いていた。浅草岳までは稜線上の気持ちよい木道を行く。右手に残雪を見て進めば、イワイチョウやウラジオヨウラク・トキソウなども見られる。霧の中、幻想的に池塘がいくつかあらわれ、ニッコウキスゲも咲いている。その先ひと登りで浅草岳山頂。
(左)木道を行くと池塘が点在。(右)ニッコウキスゲも咲いていた。
(左)道脇にウラジオヨウラク。(右)浅草岳に到着。
一瞬、雲が少し晴れたが、地理感に乏しい山域なのでどんな山が見えているのかわからない。北は守門岳か、南は会津朝日岳や越後駒ケ岳あたりだろうか。前岳分岐まで戻り、嘉平与ポッチ方面に木道を進むと、ヒメサユリが何箇所かまとまって咲いていた。その景色を楽しんでから、嘉平与ポッチのピークを越えてブナなどの樹林帯を桜曽根登山口へと下った。
(左)嘉平与ポッチへと向かう木道。(右)ヒメサユリがまとまって咲いていた。
桜曽根登山口ヘの下りでは、雨が本降りになってしまった。桜曽根登山口からは舗装林道を歩いて、ネズモチ平の駐車場に戻った。途中擦れ違った登山者は5人だけ。汗と雨にまみれてしまったので、帰路の途中にある入広瀬の「寿和(すわ)温泉」(700円)で汗を流した。