2024年08月28日
[立山周辺]弥陀ヶ原・剣御前小舎・立山(雄山)(富山県立山町)
剱御前小舎への登りから見た立山
8月28日[1日目]追分1053-1117一ノ谷1138-1226獅子ヶ鼻岩1236-1314天狗鼻1320-1420天狗平山荘1425-1509室堂1514-1524立山室堂山荘・泊
8月29日[2日目]立山室堂山荘716-746雷鳥沢-923剣御前小舎1016-1131雷鳥沢1137-1240立山室堂山荘1245-1257ホテル立山・泊
8月30日[3日目]ホテル立山805-852一の越山荘856-951立山(雄山)1030-1101一の越山荘1107-1142室堂ターミナル
当初の計画は、同行者の希望による剱岳登山。台風直撃の日程と思われたが、その後、台風のスピードはずいぶん遅くなった。しかし、この時点では天気が悪いことにかわりないので、剱岳は断念して縮小した計画に変更。室堂を拠点に天候を見ながら、臨機応変に山に登ることになった。
(左)弥陀ヶ原。池塘の向こうに大日連山。(右)獅子ヶ鼻岩への登り。
初日は曇り空の下、弥陀ケ原を歩いて室堂へ。大日連峰の姿を左に見ながら進む。弥陀ヶ原は気持ちのよい木道が緩やかに続く。しかし、一ノ谷から獅子ヶ鼻岩にかけては、思っていた以上の急登、鎖場の連続だった。濡れた岩が滑る。室堂は急遽変更して予約した立山室堂山荘泊。
(左)獅子ヶ鼻岩を登り立山が見えてきた。(右)2日目、雷鳥平を眼下に剱御前方面を望む。
2日目は天気がよければ、別山から立山への周回を考えていた。朝からの小雨がだんだん強くなり、剱御前小舎までで折り返すことになった。しかし、剱御前へと登って行く道は展望がよくて気持ちよかった。右手に真砂岳から立山、振り返れば室堂・雷鳥平、その右に奥大日岳。剱御前小舎の前から、雲に隠れ気味の剱岳がぼんやりながら望めたのが嬉しかった。昼過ぎには室堂に戻り、まったり過ごした。
(左)剣御前小舎への登りから雷鳥平・室堂平方面。(右)剣御前小舎から剱岳。
3日目は天気が悪ければそのまま帰ろうかと思っていたが、好天だったので立山(雄山)まで往復した。同行者は「昔、立山に登ったことがある」と言い張るが、話を聞くとどうもあやしい。山頂の雄山神社・峰本社でご祈祷をしていただき(700円)、彼の「立山に登ってないかも疑惑」もこれで晴れた。山頂部は霧に覆われていたが、少しずつ晴れてきた。剱岳は雲間にぼんやり見えた。
(左)3日目。一の越から雄山へは急登。(右)雄山直下から富山湾・能登半島。
(左)雄山山頂。(右)雄山から剱岳を望む。
この天候なので山に人の姿は少なかった。結局、台風など天候に翻弄された山行になってしまった。富山の平地に降りてくると、むっとする暑さ。東海道新幹線が運転を取りやめた影響で、帰路の北陸新幹線はけっこう混雑していた。
[往路アクセス]
電鉄富山840=(富山地鉄・特急)933立山1000=(ケーブルカー)1007美女平1020=(高原バス)1050追分バス停 4,250円
[復路]
室堂1340=(高原バス)1430美女平1440=(ケーブルカー)1447立山1500=(富山地鉄)1607電鉄富山 5,320円