2024年10月18日

大天井岳~燕岳 ……中房温泉から(安曇野市/大町市)

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前方に槍ヶ岳・大天井岳を見ながら縦走路を南下する。

10月17日[1日目]中房第2駐車場618-628中房登山口634-750第3ベンチ755-845合戦小屋851-906合戦沢ノ頭910-943燕山荘1028-1057蛙岩-1117大下りの頭1127-1239喜作レリーフ-1311大天荘1357-1336大天井岳1357-1403大天荘
10月18日[2日目]大天荘610ホ630喜作レリーフ740大下りの頭-758蛙岩-825燕山荘828-852燕岳858-919燕山荘931-951合戦沢ノ頭-1000合戦小屋-1032第3ベンチ1037-1131中房登山口1138-1147第2駐車場

9月末から10月上旬は、例年いろいろなことが重なって動きが取れず、数日にわたっての登山が難しい。そして、そうこうしているうちに多くの山小屋が営業をやめる時期になってしまう。今年もその例にもれず、一段落する10月15日以降も営業している小屋を確認しながら登山計画を考えることになった。北アルプスでまだ営業しているのは、槍穂高周辺か常念山脈周辺の小屋。

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(左)合戦沢ノ頭から燕山荘・燕岳を望む。(右)燕山荘から裏銀座方面の山並を展望。

あまりかわり映えしないけれど、結局、安心して歩くことができる合戦尾根から燕、大天井へ。朝6時、中房温泉下の第1Pは満車。第2Pに車をとめる。ところどころは色づいた葉も見られる合戦尾根をひたすら登る。合戦小屋を過ぎ、合戦沢ノ頭で、視界が開け、槍・大天井や行く手に燕岳の稜線を望む。燕山荘にたどり着けば、目の前に裏銀座方面の山並を展望。南東方向の富士山は雲に霞んでいたが。

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(左)燕山荘から燕岳を望む。(右)縦走路の蛙岩付近。

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(左)大天井岳が近づいてきた。(右)大天井岳への登りから縦走路を振り返る。

ここからは大天井までの稜線上、展望を楽しみながら歩くことができた。前方に槍・穂高・大天井。右手に鷲羽・水晶。後方に立山、鹿島槍など後立山連峰。蛙岩を過ぎ、歩きやすい縦走路が続く。合戦尾根に比べて、すれ違う登山者もごく少ない。欧米人2人組が手こずっていた喜作レリーフ手前の岩場を過ぎ、大天井への最後の登り。振り返ると歩いていた縦走路が一望できる。

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(左)大天荘に到着。左奥が大天井岳山頂。(右)大天井岳山頂。槍ヶ岳を望む。

大天荘に到着し、ほんの数分の山頂まで往復する。大天井岳の山頂には他にだれもおらず、大展望を独り占め。目の前に槍・穂高、右に鷲羽・水晶。さらに立山・針ノ木や鹿島槍。夕刻には雲海が広がってきた。大天荘の宿泊者は、今日は12人だけで、ゆったり過ごすことができた。

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(左)大天井岳から遠く鹿島槍ヶ岳を望む。(右)大天荘の前から常念岳方面。

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(左)夕刻、雲海が広がっていた。(右)2日目は縦走路を燕岳へもどる。

2日目は1日目よりも天気は悪く、周囲の稜線も雲に隠れがち。しかし、そのせいか、立ち寄った燕岳の山頂直下で半分白毛になった雷鳥に出会うことができた。合戦尾根を登る人は多かったけれど、秋の気配も感じながら比較的静かな山歩きを楽しむことができた。下山後、あずみ野の平地まで出て、しゃくなげ荘で汗を流した。

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(左)燕岳山頂。(右)燕岳山頂で雷鳥に遭遇。半分、白毛になっていた

[参考]大天荘:1泊2食付き 15,000円
    しゃくなげ荘:平日入浴 600円
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする