(左)緑まぶしい稜上の道。(右)山頂からの伊那谷の眺め。
登山口935-954十六ノ尾根956-1037桑沢山1114-1145十六ノ尾根-1151六夜さま1156-1159十六ノ尾根-1210登山口
地形図を見たときから気になっていた山。少しの登りで稜線に到達でき、その後は楽しい稜線歩きができそうだ。中央道伊北ICで降り、西側の山麓へ。桑沢川に沿う林道はやがて、北に向かって山腹をトラバースしていくが、「桑沢山登山口」の標識を見て左折。ここから道は少々荒れ気味になるが、尾根に沿って標高を稼いでくれる。林道の終点は広場になっていて5~6台の駐車はできる。
マツタケ山のようで、歩き始めから右側のアカマツの林には「入山禁止」としてテープが張られている。左はカラマツと雑木が混じる。稜線まで20分ほどの登りだが、道はよく整えられ息を弾ませることもない。稜線に達するとそこは「十六ノ尾根」と呼ばれる所らしい。左へ稜線をたどる。しばらく広い道を登るが、それはアンテナの立つ小ピークまで。そこからはゆるやかに稜上の道をたどる。足元をクマザサが覆い、カラマツに雑木の混在する林相。展望は皆無だが、気持ちの良い緑のトレイルが続く。
最後にちょっとした登りがあって、予想していたよりも手狭な山頂へ。南東側が切り開かれ、伊那谷とその向こうに南アルプスが望める。下山時には、「十六ノ尾根」から5分ほど稜線を反対側に登り、「六夜さま」という石仏のあるところまで行ってみる。こちらも伊那谷の眺めが秀逸だった。
ラベル:桑沢山