2011年05月15日

米子奇妙山・敗退(須坂市)

米子瀑布駐車場1015-1115奇妙山平-1210沢の源頭で引き返す-1225奇妙山平1255-1345米子瀑布駐車場

奇妙山という山は他にもあるが、今回は須坂市街から南東の山奥にある、米子大瀑布の対岸にある山。ガイドブックなどを読んである程度覚悟はしていたが、踏み跡はまったくなくテープを頼りにしたのが失敗か、クマザサの海にあえなく敗退した。

米子瀑布の無料駐車場に駐車。数台の車があり、人々は前方の米子の滝への遊歩道へ向かうが、私はいま来た車道を5分ほど引き返し、右手の舗装されていない林道に入る。林道の入口のゲートはしっかり閉まっている。7回ほど折り返し、林道は山腹を上っていく。白樺やコナラなどの雑木にモミなど苔むした針葉樹林も見られ、林相の豊かさを感じる。なるほどこの樹林なら、紅葉の季節は素晴らしいわけだと思った。最後に右手正面に米子大瀑布の絶景が広がると、その先わずかで左に「奇妙山石仏」を示す標識があり、山道となる。小さな沢を一本越えると石仏の彫られた巨岩があらわれる。その先に進めば、これら石仏の説明板といくつかの石仏をのせた大岩があり、米子大瀑布方面が切り開かれている。この一帯を奇妙山平と呼ぶらしい。

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(左)奇妙平の巨岩。(右)説明板のある大岩。

ここからが問題。少し戻った巨岩の裏側の木に赤いマークがあったので、そこからコンパスを頼りに方向を決めて、踏み跡はほとんどない中、クマザサの斜面を登りはじめる。時々赤いマークや、白や青のテープがあらわれる。それを頼りに進んでいくと右の方へルートはそれ、沢の源頭に出てしまった。ルートは右へよりすぎているように思える。ここから沢をつめて稜線に出ればいいのだろうが、先を示すテープは見つからず、一面クマザサの海、稜線まではかなりの距離を残しているように見える。

あまり無理をする必要もないのでここで引き返し、奇妙山平で正面に米子の滝の風景を眺めながら昼食とした。奇妙山山頂までのルートについて、ヒントがあればどなたかお教えください。

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(左)クマザサの海に敢えなく敗退。(右)奇妙平直下林道から見た米子大瀑布。
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