南側登山口1057-1119砥石城跡1123-1136枡形城跡1148-1151本城1212-1233米山城跡1238-1255登山口
(左)駐車場入口には大きな案内板。道を少し登ると砦がつくられている。左奥に見えるのが砥石城跡。(右)登山口にあった地図。
このところ仕事が忙しくて山にも出かけられなかった。今週末も冬を直前にしてタイヤ交換やら漬物の準備やらと雑事に追われたので、短時間で登れる山を探して出かけることに。上田菅平ICの北方の位置する砥石城山。村上義清が武田軍を破ったという「砥石崩れ」の舞台として知られ、また一時は真田氏が居城にしたという山城。登山というよりは山城探索といった方がよさそうだ。
上田市街から真田・菅平方面に向かい、伊勢山の信号で左折。多くの案内板が出ているので驚く。最近の戦国武将ブームの影響なのか、観光に力を入れているようだ。駐車場も整備され、少し歩くと砦がつくられている。その先は赤松の砂礫の道を歩くが、すぐにコナラ・クヌギの落葉の道となる。左・米山、右・砥石という分岐からはまずは右手の砥石城山へ。擬似木の階段が続き息を切らす。辿り着いた砥石城跡からは上田市街地方面を眼下に望むことができた。
(左)砥石・米山分岐直前。落葉の道。(右)砥石城山。
北に稜線をたどれば、大手口やこの山城の中心(本丸)であった本城を通り過ぎる。このあたりも葉を落としかけた雑木に囲まれて、この季節には気持ちがよい。一帯は何段かに造成されていてかなり大規模な山城であったことがうかがえた。稜線をさらに北にたどり最高点の枡形城跡まで行ってみる。枡形城跡からは北方に真田方面や、四阿山・烏帽子岳などを望むことができた。来た道を分岐までもどり最後に米山城跡へ。直下は少々急登だが、距離は知れている。ここは麓からは一番近いピークということもあり、ベンチや四阿などが整備されていた。砥石崩れにちなむ村上義清の碑も建てられている。今回は南側から登ったが、西側の金剛寺公民館近くに車をとめれば2時間ほどの周回コースが組めるようなのでそちらの方が楽しいかもしれない。
(左)枡形城跡。(右)米山城跡。
2013年12月01日
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