2014年01月29日
鬼無里の湯(長野市・旧鬼無里村)
「鬼の無い里」と書いて「きなさ」と読む。鬼女紅葉の伝説に彩られた山間の村であったが、数年前に長野市に編入されている。しかし、道路状況があまり良くないこともあって、いまも長野市街地からは遠い土地という印象が強い。鬼無里の名が一番話題にのぼるのは、水芭蕉の季節だろうか。
午後、戸隠方面に行ったので大回りして「鬼無里の湯」に久しぶりに行ってみる。鬼無里の中心部からさらに白馬方面に向かった国道406号沿い。以前、一度訪れたことがあるが、そのときの印象は「新しくて綺麗な施設だが、湯にはあまり温泉らしさがない」というものだった。今日は平日なのでほとんど来客はおらず、冬期なので露天風呂も休業中だった。しかし、循環加熱しているものの無色透明の湯はそれほど悪くは無いのではないかと思い返した。それにしても、やはり交通アクセスが悪すぎる。長野市周辺では近くに日帰り温泉がいろいろあるのだから、この温泉のためにここまで足をのばすことは普通はないだろう。しかし、冬の鬼無里のしみじみとした雰囲気もまたいいものだと思った。(おとな入浴 500円)
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック