2014年10月04日

男山(南牧村/川上村)

登山口(立原高原最奥部)938-1036稜線(天狗山分岐)-1052[1797峰]-1123[1810峰北側巻道入口]-1151男山山頂1230-1258北側巻道出口-1333[1797峰]-1343稜線(天狗山分岐)1348-1437登山口

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(左)立原高原の登山口。(右)途中、きれいな白樺林を通る。

馬越峠をはさむ稜線上には御陵山・天狗山・男山と並ぶが、男山だけ登ってなかったので出かけてみた。すでに登ったことのある天狗山を越えていくのは避けたかったので、立原高原からのコースとした。天気予報は良かったはずだが、雲が垂れ込めている。

立原高原キャンプ場の最奥まで車道をたどると、登山用の地図を掲げた登山口の案内板がある。その脇に車をとめて登りはじめる。道は最初はカラマツの林を折り返し、やがて広葉樹の中を登っていく。足元はやがて苔むした岩がおり重なり、石畳のようになる。あまり歩かれてはいない感じの道だが、急登を強いることもなく歩きやすい道だ。山腹を左にまく斜上トラバースの登りとなり、途中、美しい白樺林を横切る。さらに針葉樹林帯に入り、1時間ほどで稜線に出る。左に行けば天狗山だが、今日は右へ。あくまで男山を目指す。しばらくは樹林帯のゆるやかな登り。1797峰を過ぎてしばらくすると岩稜帯にさしかかる。

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(左)稜線に出ると、左は天狗山へ。右は男山へ。(右)しばらくは稜線は樹林の中。

手足を使って慎重に岩場を通過していく。左下にゴルフ場が見える。色づいた木々も多いけれど、松の類や針葉樹ほか、紅葉の遅い木もあるので、一面の紅葉という感じにはなっていない。いったん樹林帯に入り、シャクナゲが多くなって再び岩稜帯へ。前方は霧の中で視界は限られる。1810峰は苔むした針葉樹林帯の中、北側を巻く。さらに左下へと御所平への道が分離すると、最後の急登に息を切らす。そして、岩場の上といった感じの男山山頂に到着。晴れていれば素晴らしい展望が得られるはずだが、あいにくと一面の霧の海。

では登った意味がなかったかといえば、そうでもない。立原高原からの道は思ったよりも楽しかったし、カラマツ、広葉樹、シラカバ、針葉樹などさまざまな樹林帯を楽しみながら歩くことで、展望の埋め合わせはできたように思う。

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(左)岩稜帯を慎重に進む。(右)男山の山頂。霧のため、周囲の展望は皆無。
posted by 急行野沢 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(佐久・奥秩父) | 更新情報をチェックする
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