河鹿沢登山口900-957三ツ頭1002-1017滝山(1568)-1108御鷹山1113-1207入山1240-1335御鷹山1343-1425滝山1433-1449三ツ頭1454-1537河鹿沢登山口
(左)河鹿沢集落上の登山口。左手の尾根にとりつく。向こうにこれからたどる山稜が見える。(右)御鷹山手前の紅葉。
そろそろ薮っぽい山を歩いてもいい季節かと思い、滝山連峰に出かけてみる。北側からは以前、三ツ頭・滝山までは歩いたので、もう少し先まで行きたい。ところどころ道標もあるし、稜線をはずさなければ問題ないけれど、一部、道形がはっきりせず赤テープを探しながら歩く部分も。だから面白いのだが、やはりある程度山慣れた人向きだろう。
登山口は筑北村西条から南東に上って行った河鹿沢集落の上部。滝山連峰縦走路から青木峠に下る尾根を車道が横切る箇所、尾根の突端に邪魔にならないよう車をとめる。適度に赤テープもある尾根を登れば、途中、送電鉄塔の下を通り、荒れた林道を横切り、10分ほどで縦走路に飛び出す。十観山と三ツ頭を示す道標が立っている。
(左)御鷹山の山頂。(右)入山との鞍部から御鷹山方面を見返す。
三ツ頭まではカラマツと雑木の混交林を登り一方の道。祠がひとつある三ツ頭のピークを過ぎ、下り登り返した滝山のピークには祠が三つ。東側のシラカバの樹林越しにわずかな展望。ここからは初めて歩く道。御鷹山まではいくつかの小ピークを越えていく。途中、何ヶ所か、カンバ類や雑木の紅葉が美しい場所を通る。道形があやしい場所もあるが、特に御鷹山北側の小ピークあたりは北に向かう時には迷いやすい。稜線上を進むのではなく、右手に下る方向の赤テープに従うこと。明るいシラカバ林の鞍部から登り返すと、カラマツ林の中に祠がひとつある御鷹山。
御鷹山で稜線は右に曲がり西に向かう、1622で左に折れると下りになる。入山との鞍部では右手にシラカバ林が広がり、見返すと御鷹山方面が木の間越しに見える。今日の行程の中では貴重な展望だ。美しい雑木林の中で保福寺峠から道を合わせると、入山に向けての最後の急登。たどり着いた二等三角点のある入山山頂は樹林に囲まれて展望なし。特に南側を針葉樹林が覆いうす暗い。北側の雑木林の中、倒木で安曇野方面の展望が開けた場所をみつけ休む。このまま保福寺峠まで進みたいが、下山後の足がないので往路を戻った。南から北に向かう方が、日差しのせいか、木々がきれいに見えた。
(左)入山への鞍部では右手にシラカバ林が広がる。(右)樹林に囲まれてうす暗い入山の山頂。
2014年10月11日
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