柳沢登山口(柳沢ふれあい森林の館)950-957丸太橋-1012御嶽神社1017-1037尾根出合-1058枯れ高木1003-1130小ピーク(標高1035m)1135-1157滝ノ沢山山頂1245-1203小ピーク1208-1327枯れ高木-1338尾根出合1343-1410登山口
(左)柳沢登山口。(右)長いトラバースの途中には新緑のカラマツ林。
北信濃の名峰である高社山の西にある山。地形図には山名が記されていない。天狗岩と記された三角点峰の南東にある1140mのピーク。中野市街から高社大橋を渡り北へ向かうと右手に小さく「滝の沢森林公園入口」の案内板があり、そこを東側の山中に入る。「柳沢ふれあい森林の館」や柳沢のエドヒガン(天然記念物)があり、その前の広場に駐車。
そのまま林道を歩き、砂防ダム直下の右にある丸太橋を渡る。すぐに愛宕神社の小さな建物。赤テープにも助けられ、階段状の登りを進めば御嶽神社の小さな祠へと導かれる。少し戻って左にルートをとれば、右に長いトラバースをしていく。途中、整った新緑のカラマツ林が美しい。杉林の中でトラロープに導かれ道は左に曲がり、屋根上をたどるようになる(尾根出合)。山頂まで赤いペンキのマークがあり、この先も道に迷う心配はない。
(左)1035m小ピーク付近。気持ちのよい尾根。(右)山頂直下はクマザサを掻き分けながらの急登。
雑木の新緑の中の道は少しずつ勾配を増していく。途中、4つに枝分かれしたコナラの枯れ高木が登り行程のほぼ中間点。岩がちになって右から顕著な尾根をあわせると、いったん勾配は緩む。右に高社山、左に天狗岩が木の間越しに見える。その先の標高1035m小ピークから下り気味の痩せ尾根。山頂直下はクマザサを掻き分けながらの苦しい急登が続く。高社山方面からの踏み跡を右手からあわせるとすぐに薮がちな山頂。山頂には「百日満行塔」と記された石碑があり、西側が切り開かれている。眼下に千曲川が流れ、妙高・黒姫が正面に輝いている。
下山は往路をそのまま戻った。下りでは違う尾根に迷い込みがちなので、赤ペンキのマークに気を付けて歩きたい。とても暑い日だった。このような藪山に登るには、もう少し早春か晩秋の方がよかったのかもしれない。
(左)滝ノ沢山山頂。石碑がある。(右)山頂西側の切り開きから黒姫・妙高方面の展望。
2015年04月29日
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