重倉林道登山口940-1005作業道終点-1031栃の木峠1035-1053籠町三叉路-1101籠町南葉山・山頂(三角点)1131-1137籠町三叉路-1153栃の木峠1157-1219作業道に出る-1240重倉林道登山口
昨年、青田南葉山に登りなかなかいい山だと思ったが、その南隣に籠町南葉山があることを知った。両方を縦走するのが楽しそうだが、今回は籠町南葉山だけを登ることにした。
(左)作業道の終点。右手に駐車場がある。左の道を進む。(右)谷状の道には雪が残る。
妙高市街の西の山麓にある西野谷集落。その中心部から砂防公園を通り、舗装された重倉林道をひたすら進む。やがて左に簡易舗装の作業道を分ける箇所があり「籠町南葉山登山口」の標識が立つ(標高580m地点)。すぐ先に5台ほどの駐車スペースがあり、そこに車を置いて歩き始める。しかし、その作業道も普通車で走れる路面状況であり、終点(標高740m地点)に駐車場が整備されていてここまで車で入れる。とはいうものの、今日一日の行程で考えると最後まで車で入っては短すぎたのだが。
作業道終点から山道に入る。道は良く踏まれ、迷う心配も危険な箇所もない。すぐに沢に下って登り返す。杉の植林帯を進み、ちょっとした階段状の急登を進めば、尾根にのった感じになり右下に沢音が聞こえる。周囲は杉林からブナ林へと変わっていく。小さな沢を跨ぐとぬかるんだ谷状の直登となり、一部は残雪の上を歩く。その先の稜線に出たところに「栃の木峠」の標識があり、籠町南葉山は右折して稜線を東に辿るよう書かれている。重倉山の方向に踏み跡はない。
(左)稜線に出たところに栃の木峠の標識。(右)籠町三叉路。籠町南葉山へは直進、左に進むと青田南葉山への縦走路へ。
稜上の道は概ねブナ林に覆われ展望はほぼ得られない。ときにブナの枝が道をふさぐ中、小さなアップダウンの緩やかな道が続く。小さな広場に出ると「籠町三叉路」の標識があり、左へと青田南葉山への道を分ける。その先、ブナの美林の中を10分ほど歩けば籠町南葉山の三角点に到達。東側が切り開かれて妙高市街が見渡せるはずだが、今日は雲が多く霞んでいる。足元にはそこかしこにイワカガミが咲いている。山頂にはさまざまな方向の下山路を示す矢印もあったけれど、下山は往路を戻った。作業道の途中で山菜採りの人は見かけたけれど、他に登山者には誰にも会わなかった。
(左)ブナ林の中を進む。(右)籠町南葉山・山頂(三角点)。東が切り開かれて妙高市街方面が見える。
2015年06月14日
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