2015年08月23日
<群馬遠征> エビ山~弁天山(群馬県中之条町)
(左)エビの見晴台。足元にはアキノキリンソウ。(右)弁天山山頂。
野反湖ビジターセンター・駐車場830-842キャンプ場分岐-930エビ山940-1030湖畔への分岐-1043弁天山1053-1104富士見峠1110-1150エビ沢分岐1217-1147キャンプ場-1302ビジターセンター
野反湖からカモシカ平・大高山方面に足をのばそうと出かけたが、霧雨が降りしきる天気なのでハードな山登りをする気にはならない。しかし、このまま帰るのも癪なので、別の計画を考える。野反湖西岸のまだ歩いていない部分(エビ山から富士見峠まで)を歩いてみようと思い立つ。
野反湖北端のビジターセンター前に駐車。西岸湖畔の遊歩道を歩くとやがてキャンプ場。キャンプ場内の標識のある分岐で右折し、エビ山への登りにかかる。少々笹がうるさいところもあるがカンバ類と針葉樹の中を登る。途中、「エビの見晴台」という小ピークあたりからは周囲も開けた感じになるが、一面の霧雨で展望は皆無。足元を彩るのはもっぱら黄色いアキノキリンソウ。
やがてエゾリンドウやハクサンフウロも見られるようになってエビ山山頂。ここからは南の弁天山方面に向かう。いったん下って緩やかになるとダケカンバの美林、さらに下った弁天山との鞍部からは一瞬霧が晴れて湖面が顔を見せる。笹原に樹林が点在する風景が美しい。左に湖畔への道を分け、だらだらした登りで弁天山へ。登りが緩むと再び左に湖畔への分岐、さらに右に花敷への道を分け、左に巻道を分けた後、ちょっと急登すると弁天山。普段は展望が素晴らしいのだと思う。
(左)富士見峠付近の花畑にはマツムシソウ。(右)ダケカンバの美林。
富士見峠への下りは、傾斜が緩むとお花畑が広がる。目立つのはマツムシソウ。富士見峠からは、湖畔西岸の遊歩道を歩いてビジターセンターに戻る。この道は以前一度歩いたことがあるけれど、ダケカンバの林が美しい。キャンプ場の手前では、ヤナギランが咲き乱れていた。途中、雨が晴れたときもあったけれど、ビジターセンターに着く頃には雨は一層激しくなってきた。
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