2015年09月13日

小秀山(王滝村/岐阜県中津川市)

登山口950-1016二合目-1034フクロウ岩(四合目)1041-1123七合目1128-1209小秀山山頂1256-1325七合目1330-1404フクロウ岩1409-1426二合目-1445登山口

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(左)小秀山への王滝側登山口。林道沿いには「小秀山」という表記がない。(右)展望が開け少し傾斜が緩むとヒノキの高木がある二合目。

二百名山、そして信州百名山にも名を連ねる小秀山は、以前は岐阜県側からの登山道しかなかったが、少し前に長野県王滝側からの登山道が開かれた。長野県民としては、ぜひそちらから登りたいと以前から考えていたが、その機会がやってきた。

国道19号の元橋交差点から旧三岳村、そして王滝村の中心部を経て県道486を西へ、滝越集落の水公園で左折して白川林道を南下。道は舗装され普通車でも問題ない。国道19号からは1時間弱の所要時間。岐阜県境の白巣峠の900mほど手前が登山口となるが、登山口にわかりやすい案内板がなくてつい通り過ぎてしまった。王滝側からだと左手に5台ほどの駐車スペースがあり、右手にはっきりした道があるのがわかるが、「小秀山」と書かれた案内は少し登山道に入った場所にある。

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(左)フクロウ岩(四合目)。(右)五合目付近から見上げた七合目付近。急登が続く。前方の小ピークのように見える七合目からは針葉樹林帯の中に入る。

登山道はヒノキ幼樹の植林帯の急登から始まる。道ははっきりしているが、ややヤブがかったところも一部に見られた。一合目ごとに案内があって目安になるが、案内掲示はラミネート加工だけなのでいつまでもつかわからない。少し傾斜が緩むと展望が開け、高い一本ヒノキの立つ二合目。二合目先の小ピークを越えていったんくだると、前方にこれから進む山並みが霧の中に見え隠れする。ヒノキの樹林帯を歩いた先の、フクロウ岩と呼ばれる巨岩が四合目。その先はすこしずつ傾斜が増し、笹原の中、低木が点在する開けた山腹を急登する。時折、小雨が落ちてくるような天気である。

急登が一段落した七合目からは、亜高山的な針葉樹林帯の中を行くようになる。八合目から九合目にかけてはうす暗い樹林帯の中、巨岩が点在している。九合目から右手にトラバース気味に進んだあと、左手に登れば小秀山の山頂に飛び出す。周囲は深い霧に覆われて展望は皆無。晴天の時に見える御嶽山の写真などが掲示されている。すぐ先には真新しく綺麗な避難小屋があって、バイオトイレも完備されていた。下山は往路を下った。

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(左)八合目付近から樹林帯に巨岩が点在する風景に。(右)小秀山山頂。今日は展望皆無、晴れていれば素晴らしい展望らしい。左奥に避難小屋がある。
posted by 急行野沢 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(木曽・東濃) | 更新情報をチェックする
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