鹿嶺高原(月見平キャンプ場下・駐車場)1004-1015「1853三角点」-1026展望台1029-1047北星平キャンプ場-1122フトノ峠-1125フトノ峠三角点-1128フトノ峠1202-1245北星平キャンプ場1248-1302駐車場
(右)月見平キャンプ場から見た木曽駒ケ岳方面。
膝の調子があまり良くないので、高低差がない山歩きをしたいと思って選んだのが、旧長谷村にある鹿嶺高原。稜線上によい道が続くようだが、目的地がピークではなく峠というので何となく釈然としない気持ちもあった。
旧長谷村中心部から「鹿嶺高原」の案内標識に従って東側に車で上って行く。月見平キャンプ場の下にある駐車場に車をとめ、キャンプ場を横切って「東雲の嶺」と書かれた石碑の脇に出ると、紅葉の白樺越しに南アルプスの山並みが見渡せる。その主役は仙丈ケ岳。右手(南)に10分ほど歩くと1853m三角点。樹林の中で展望はない。北方向に折り返して歩くと、金属製の展望台がある。それに上がれば、南アルプス・中央アルプスの両方が見渡せる。今日はいずれも山頂部は雲に隠れていたが。
(左)展望台周辺は右手に南アルプスの展望も開け、気持ちのよい道。(右)北星平キャンプ場。向こうに見える尾根にとりついて右へと陵上をたどる。
そのまま雑木とカラマツの中の遊歩道をたどると、林道に出て、その先、左折して北星平のキャンプ場に入る。キャンプ場内の四阿の前で右折。「入笠山~鹿嶺高原トレッキングコース伊那市」の案内標識に従って、正面の山腹に取り付き、稜線上を右(北)へとたどる。苔むしたコメツガの樹林帯が続く。稜線が狭まり小ピークに登るあたりから、右手はカラマツ林に。木の間越しに南アルプスも見え、少し明るい林内となる。
その先は概ね下りとなって、クマザサが足元に見えるようになるとフトノ峠は近い。右下から近づいた林道の終点広場に飛び出せは、そこがフトノ峠。三角点は林道を横切って登った小ピーク左脇にあった。伊那市の案内標識を見れば、入笠山まで辿ることもできるのだろうけれど、それはまだまだ遠い。今日はここまでで折り返した。全体に気持ちのよい道が続くものの、最初の展望台あたりを除けば樹林帯を歩くことになり展望には恵まれなかった。
(左)針葉樹の樹林帯の道。(右)林道終点広場にもなっているフトノ峠。
2015年10月17日
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