2016年11月20日

達磨山(上田市・旧真田町)

真田氏本城跡(駐車場)853-925達磨堂分岐-945送電鉄塔950-1035西尾根-1100達磨山1139-1202西尾根-送電鉄塔1230-1240達磨堂分岐1250-1312真田氏本城跡

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(左)真田氏本城跡入口の駐車場。(右)達磨山と達磨堂の分岐。

登山口は真田氏本城跡。大河ドラマ「真田丸」人気で多くの観光客が訪れるようになり、駐車場と綺麗なトイレも用意されている。その一隅に「達磨堂参道入口」の案内板があり、それに沿って山の北側を巻く林道(水路道)を進む。左手はところどころ伐採地。杉林に入り、左に石灯籠があって林道終点、山道に入る。

沢を右下に見て樹林帯を進む。左は松茸山らしく「入山禁止」の掲示とロープが張られている。杉林の中に「達磨堂」「達磨山」の分岐を示す道標があり、左折して山腹に取り付く。ジグザグを繰り返して唐松林を急登し、送電鉄塔の下に出る。鉄塔下の広場からは、西に遠く北アルプスが霞んで見えた。

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(左)送電鉄塔下からの展望。今日は平地では霧が深く、雲海の向こうに北アルプスが霞んでいる。(右)露岩帯の尾根を進む。

赤松の尾根道から露岩帯を進めば、右手のピーク上に反射板が見える。その先は尾根上の一直線の急登がはじまる。何箇所か大きな露岩から右手の展望。右に大岩がふたつ並んだ場所からは、踏み跡もはっきりしない急登。テープマークを頼りに登る。足元も滑りやすい。最後はやや左から回り込むようにして西尾根に登りつく。

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(左)足元も滑りがちな超急登が続く。テープマークは随所に。(右)西尾根に登りつけば快適な落葉の稜線を進む。

西尾根に登りつけば傾斜も緩み歩きやすい尾根道に。少し進むと稜線も適度な広さとなり、今日一番気持ちのよい落葉の道になる。落葉に隠れがちな稜上の道を進む。前方の木の間越しに烏帽子岳、さらに進み左が切れ落ちた露岩の上からは一瞬の北アルプスの展望も。いくつか小ピークを越えて行く。赤松林の中の小ピークを越えて、樹林の中に三角点が佇む達磨山山頂に到着。山名標すら見あたらない。

自然林に囲まれてあまり展望は得られない。落葉の木の間から東に烏帽子岳、北に四阿山。下山は往路を戻った。達磨堂へ寄る予定だったが、沢沿いに倒木が多く見えて断念。林道終点に狩猟の人たちがいて、猪を追っているという。松茸と狩猟の季節は避けるべきか。とすると適期は早春だろうか。予想通りひとりの登山者にも出会わなかった。踏み跡は割としっかりとしていて、わかりにくい場所にはテープマークが十分にあった。

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(左)樹林に囲まれた達磨山山頂。三角点があるものの、山名標すら見あたらない。前方に烏帽子岳が見える。
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