小横川登山口918-928鳥居-1013ぬた場-1035穴倉山山頂1102-1115ぬた場-1137鳥居-1143登山口
(左)前方に穴倉山を見て右折。(右)穴倉山登山口。案内板が整備されている。
松本平では雪雲が垂れ込めていたが、善知鳥峠を過ぎると晴れ間が広がった。国道153号「小横川入口」交差点を西に折れる。穴倉山は小横川からの登山道が地元の手で整備されているようであった。か細い舗装道に車を入れ、数台の駐車スペースと案内板がある登山口まで導かれる。道標に従い登山道に入る。
山全体が松茸山なので9~10月は登山を控えたいところ。登山道左手には山頂までずっとトラロープが張られ、迷う心配はまったくない。ジグザグに10分ほど登ると鳥居があらわれ、その先は赤松林の尾根を一直線の急登。標高差は300m以上。話には聞いていたが、休む平地もない。北側の尾根が同じ高さになるのが木の間越しに見える。
(左)赤松林の中を一直線に登る。(右)穴倉山山頂。後方は蓼科・八ヶ岳方面だが、山頂部は雲に隠れている。
左手にぬた場と思われる大きな水たまりがあり、その先で道は緩む。道はやや右に曲り緩やかに1246標高点あたりを通過。その後の登りは前半よりも歩きやすい。南斜面なので、背後からの日差しが明るい。山頂の一角に登りつき、右に曲がりながら緩やかに進むと石仏が多数置かれている。その先が三角点と山名標のある穴倉山山頂である。
西から南は樹林が遮るが、他は切り開かれて灌木越しに展望が得られる。南東に甲斐駒・仙丈がくっきり。東の八ヶ岳・蓼科・美ヶ原の山頂部や北西の北アルプスは今日は雲の中。思っていた以上の展望。しかし、あの急登なので登山プロセスとして楽しみは少ない。ひとつ北側の緩やかな尾根からの登山記録を見たことがある。ちょっと見たところ踏み跡はあるが、それなりのヤブ漕ぎが必要な様子だった。下山は往路を戻った。
(左)穴倉山山頂から辰野の街の向こうに甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳。
2016年12月10日
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
この記事へのトラックバック