2016年12月17日

兎峰~虚空蔵山~太郎山(上田市/坂城町)

座摩神社下駐車場835-852座摩神社857-1000兎峰1008-1033虚空蔵山1050-1125最低鞍部(魚ノ沢コース分岐)-1200西峠-1215太郎山1251-1257西峠-1342緑ヶ丘登山口-(緑ヶ丘・上田バイパス側道経由)-1435座摩神社下駐車場

161217DSC00270.JPG 161217DSC00291.JPG
(左)座摩神社への登り口。駐車場はここから少し西に行ったところにある。前方右手に兎峰が見える。(右)木の間越しに兎峰を見て、赤松林の登りに。

虚空蔵山や太郎山には何回も登ったけれど、いつも林道奥深くへ車を乗り入れるようなかたち。初冬には明るい日差しの南斜面を登りたい。というわけで、南山麓から兎峰経由で虚空蔵山に登り、太郎山へ縦走して南へ下山する計画。落葉の木の間越しの展望も開け楽しく歩いた。以前にくらべて、各登山口の駐車場や各種案内板などが整備されたようだ。

座摩神社の下に登山者用駐車場が用意されていた。見上げると兎岩が見える。林道を歩いて座摩神社へ。社殿の左側から赤松と雑木の道をジグザグに登る。送電鉄塔の下を過ぎ、ゆったりとした尾根の登りを経て兎峰直下では岩がちの急登となる。トラロープに導かれ左下が切れ落ちた岩場を通過。山腹左側から兎峰北側の鞍部へ。そこから南側にヤセ尾根を進めば上田平を見おろす絶景の兎峰の岩場上に出る。

161217DSC00308.JPG 161217DSC00332.JPG
(左)兎峰の岩場上からの展望。(右)虚空蔵山山頂。草地でおもに南側の展望。

鞍部へ折り返してしばらくの登りの後、左へトラバースすれば稜線に出る。左へ進み、ロープのある岩場を登ればすぐに虚空蔵山山頂。一帯は草地になっていて、おもに南側の展望が開ける。蓼科・八ヶ岳・美ヶ原方面は山頂部を雲が覆っている。右手に滝山連峰や筑摩山地の山々。その向こうの北アルプスは雪雲の中。

太郎山へはいくつか小ピークを越えて進む。稜線には薄い雪。前方に太郎山・烏帽子岳の展望が開けるトラロープの下りで、太郎山山頂以外で本日唯一の登山者とすれ違う。ここで登山者に出会うとは意外、といった言葉を互いに交わす。「魚ノ沢コース」分岐案内板がある最低鞍部前後はゆったりとした気持ちよい落葉の道。雑木から唐松が多くなってきた。太郎山に向けて、緩急の登りとなる。

161217DSC00345.JPG 161217DSC00364.JPG
(左)稜線上から前方に太郎山・烏帽子岳が見える。(右)稜線上はところどころ薄雪。1069ピーク西側あたり。

「秋和 峰の展望台」や1069ピークでは南側の展望が開け、秋和への道を右に分けるあたりでは左手に大峰山方面が開ける。広々とした西峠を過ぎて太郎山への急登。草地が広がりおもに南側の展望が開ける太郎山山頂からは、遠く富士山も霞んで見えた。さすがに太郎山には、この季節でも入れ替わり数人の登山者がやってきた。

161217DSC00383.JPG 161217img001.jpg
(左)展望が広がる太郎山山頂。西方を見ると虚空蔵山が見える。

西峠まで戻って緑ヶ丘へ下山。歩きやすい道で、雑木の中をジグザグに下った後、ヒノキ林を過ぎれば谷状の地形を下る。堆肥施設の横を過ぎて登山者用駐車場の脇を通り、「緑ヶ丘登山口」案内板がある舗装道に降り立つ。下山後は上田市の循環バスで戻る予定だったが、待ち時間が長すぎる。上田バイパス沿いに歩いて駐車場所に戻った。里道をとぼとぼ歩くうち、寒風でからだが冷えてしまった。
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック