座摩神社下の駐車場912-935下塩尻登山口940-1010稜線-1015和合城跡-1043菖蒲平-1128高津屋山(924m)-1145鳥小屋山(958m)-1223虚空蔵山1300-1405座摩神社-1420座摩神社下駐車場
太郎山から虚空蔵山を経て西へと落ちていく稜線。その最西端の和合城跡から菖蒲平間を歩いていないことに気づき、さらに虚空蔵山までつないで歩いてみようと出かけた。南麓から見上げると、山腹にはほとんど雪はないように見える。
(左)下塩尻登山口。民家の脇に道標がある。(右)和合城跡の稜線へ落葉の道を登る。道脇に石垣が見られる。
どこかに駐車できるのかはっきりしない。面倒なことになるのも嫌なので座摩神社下の登山者用駐車場に車をとめ、西へ平地を20分強歩いて上塩尻の登山口へ。登山口には和合城跡と菖蒲平を示す道標がある。堰堤の左をかすめるようにして登山道は落葉樹や唐松の中を登る。ところどころ山城らしい石垣がある、やや左へのトラバース気味の登り。
(左)堀切や段差の向こうに和合城跡。(右)和合城跡の三角点から塩田平方面を展望する。
途中、南側に突き出た岩場の展望地があり、30分ほどで稜線に着く。前方は鼠宿へと下る道で十字の交差点。左にわずかで和合城跡。堀切や段差があって、突端からは眼下に坂城の街や塩田平を見おろす大展望。遠く北信の山々は雪雲に霞む。折り返し稜線を虚空蔵山目指して登る。一直線の急坂の先には坂城側から林道が達している。菖蒲平と呼ばれ、ここまで車が入る。絶景が広がる岩場を越え、左から林道が2回交錯する。
(左)菖蒲平の東の小ピークでは展望が開ける。虚空蔵山方面。(右)924ピーク。高津屋山の山名標があり坂城方面の展望が開ける。
急登が続く。右に分岐する巡視路に座摩神社への道標があるが、どの程度の道だろうか。日影には雪が多いが、数日前と思われるトレースがある。ロープの急登をこなせば924ピーク。北側の展望が開け「高津屋山」の山名標があるが、「陣馬鳥越山」となっている案内書を見たことがある。小ピーク(こちらを高津屋山とする案内書も)と石仏がある鳥小屋山を越えて、南側が開けた鞍部に急降下。ここから虚空蔵山への急登がはじまる。
この登りにはトレースがなく雪が深い場所も。ロープもある岩がちな急坂は足元も滑りがち。掘割を越え説明板を傍らに見て虚空蔵山の山頂に到着。展望が開け気持ちよい。下山は以前登りにとった兎峰を経由するルートで座摩神社へとくだった。雪解けで濡れた道は滑りがちで慎重に下ることになった。雪の付いた急坂を登る箇所もあったが、ところどころの展望を楽しみながら、ほとんどは落葉の道を気持ちよく歩くことができた。
(左)急登をこなし虚空蔵山へ。説明板の向こうに三角点のある山頂が見える。
2017年02月12日
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