2017年03月18日

富士嶽山[平井寺トンネルから](上田市)

平井寺トンネル上907-954稜線(平井寺峠東)1000-1035富士嶽山(三角点)1045-1105富士嶽神社奥社のピーク1147-1230富士嶽神社裏の登山口-(車道:奈良尾・平井寺集落経由)-1335平井寺トンネル上(車を回収)

塩田平の南東に位置する里山。春めいてきて里山に登るにはよい季節。少々変化をつけて平井寺トンネルから平井寺峠付近を経由して、南西側の尾根から登ってみた。上田市街方面から南下し、平井寺トンネル料金所の直前を右折し林道に入る。独鈷山への道から左に曲がった平井寺トンネルのちょうど上あたりの路側余裕箇所に駐車し、林道を歩きはじめる。

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(左)平井寺トンネルの上を越える林道を歩く。(右)沢を詰めて前方の稜線をめざす。道はない。

車が入れるのは500m程先までで、その先は荒れた林道。沢の左を進むと細い踏み跡に。沢の二股にテープがあり、左の山腹に登ってみるが、やがて涸れ沢に降りる。次の二股も右手の沢の左側を登り、沢に降り正面の稜線に向けて涸れた沢の中を登る。結局のところ、平井寺峠の方向を見定めて涸れた沢を登りつめればいいのだが、この間、はっきりした踏み跡やテープマークは期待できない。

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(左)赤松の急登からやがて雑木の明るい登りへ。(右)樹林に囲まれた富士嶽山山頂(三角点ピーク)

作業道を横切り最後はやや右手の稜線に登り詰める。地図上の平井寺峠よりも少し東に登りついたようだ。左正面の小ピークを左に巻いて鞍部に出る。その先は赤松の尾根を急登する。踏み跡は入り乱れているが、尾根を進めば問題ない。小ピークを右から回り込むあたりからは雑木の気持ちよい登りに。傾斜が緩んで三角点のある富士嶽山山頂に到着。落葉樹に囲まれ、展望は得られない。

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(左)富士嶽神社奥宮のピークからは展望が広がる。眼下に塩田平。遠く北アルプスが霞む。(右)四阿山・浅間山方面の展望。

北東に痩せた尾根をたどった後、小ピークを右折して雑木の中の急降下。檜・赤松の登りの後に、ススキを掻き分けて富士嶽神社奥社のあるピークに到着。ここからは東・北・西方向の展望が開ける。塩田平を挟んで、四阿・湯の丸・浅間。左手には子檀嶺山の向こうに北アルプスが霞んでいる。

下山は一般ルートである北側の尾根を下った。トラロープが配置されているが、とにかく急坂が続く。いったん緩んで岩がちなヤセ尾根を下る。「石造薬師坐像」の案内柱を過ぎ富士嶽神社裏手の登山口に降り立つ。富士嶽神社から奈良尾、平井寺の集落内の車道を歩いて平井寺トンネルに戻り車を回収した。今回の登りルートは道形がないといっていい。テープマークもほとんどない。地図を見て地形を判断して登らなければならない。

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(左)富士嶽神社裏の登山口へ下山。
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