2017年05月27日

蓼科山[七合目登山口から](立科町/茅野市)

七合目登山口758-843天狗の露地-911将軍平(蓼科山荘)917-950蓼科山1057-1128将軍平(蓼科山荘)1135-1156天狗の露地-1232七合目登山口

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(左)七合目登山口と駐車場。

たまには知名度があり標高の高い山に登りたいと思い立って、蓼科山に登る。残雪はどの程度か。家族登山を含め過去数回登ったが、今日は歩いたことのない七合目登山口から。この季節、七合目から先、大河原峠方面は車では入れない。白樺牧場から上った七合目登山口目の前の20台ほどの駐車場は満車。そのすぐ下の50台ほどの駐車場には十分な空きがあった。

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(左)川原のように広く石が多い斜面を登る。(右)将軍平直下では道は雪に覆われた。

緩やかに笹原と樹林の中を登ると「馬返し」の標識があり、その先、ほぼ水平な道に。周囲は苔むした針葉樹林帯となる。ジグザグに登った後、川原のように石がゴロゴロした広い場所の登り。ところどころ残雪が見られる。沢筋から右に折れて樹林帯を上れば「天狗の露地」。右に進むと女神湖方面を見おろす展望地。再びガラガラした沢状の登りの後、標高2300m付近から雪が道を覆い、ほどなく蓼科山荘のある将軍平に到着。

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(左)蓼科山荘前から見た山頂部。(右)山頂へは急登が続く。

将軍平からは急登が続く。雪がそれなりに残っている。標高2450mあたりからの手足を使うような登りでは雪はないが、その先では距離は短いものの雪原をトラバース気味に進む。雪が緩んでいるのでアイゼンは必要なし。山頂ヒュッテを過ぎれば、石がゴロゴロとした広い山頂に到着。

やや雲が多いものの360度の展望。三角点の脇に立てば、まず目前に大きいのは北横岳と八ヶ岳。富士山は雲の中で見えず。さらに右に目を移せば南アルプス、中央アルプス。北アルプスは槍穂高あたりが見えるが、後立山は雲の中。その右には四阿山・浅間山。

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(左)蓼科山山頂。背後は右手に槍穂高、左に乗鞍。(右)蓼科山山頂から八ヶ岳と南アルプスを望む。

山頂には常に20~30人ほどの登山者がいる状態だった。山頂が広くて休む場所に困らないのがよい。下山は往路を戻った。雪の残る斜面は下りの方が、慎重さが必要だった。思ったよりも多くの人が登っていて驚いた。あまりふだん山に登っていないような人も多いような気がした。
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