池の平駐車場1017-1050東篭ノ登山1125-1148池の平駐車場1152-池の平湿原-1213三方ヶ峰1222-1242見晴岳-1312池の平駐車場
「山の日」なのだが、人気の山は混雑すると思い躊躇していた。天気予報もよくない。ならば花でも見ながらとぼとぼ歩ければいいと割り切って、湯の丸と高峰の中間にある池の平湿原に出かける。以前、夏期は一般車両通行止めでシャトルバスが運行していたが、いまは車で入れるようだ。
(左)池の平駐車場。
湯の丸(地蔵峠)から舗装の湯の丸高峰林道に入り、池の平駐車場に車を入れる。駐車場には十分な余裕があった。とりあえず東篭ノ登山に登る。マルバダケブキ揺れる草原を横目に見て樹林帯を抜けると展望が開け、ガレ場の急登に。コキンレイカの花を見て登れば東篭ノ登山山頂。山頂に登山者は15人ほど。この山に登るのは4回目になろうか。
(左)花を見ながら登る。(右)東籠ノ登山山頂。
周囲は雲に覆われ展望はない。ときどき霧が流れ、眼下に池の平湿原が広がるくらい。今日は西篭ノ登山には登らず、駐車場まで戻る。そして、池の平湿原へ緩やかな道を下る。左右にはヤナギラン・ハクサンフウロ・マツムシソウなどが咲き乱れる。樹林帯から湿原の北端に出ると、木道脇のベンチに多くの人が休んでいる。観光的なスタイルの人も多い。
(左)池の平湿原。(右)池の平湿原から篭ノ登山方面。
湿原を南へと木道で横切る。両側にはこの先も多くの花が咲いている。鏡池を右に見て階段状に登れば、小湿原を経て向こう側の尾根に取り付いて三方ヶ峰へ。フェンスに囲まれたコマクサ園も花はわずか。東御市街地方面が見下ろせる。いったん下って、登り返しもうひとつコマクサ園を経由して見晴岳へ。ここも展望が開けている。
(左)見晴岳手前のコマクサ園と遠景は東御市街地方面。(右)雲上の丘付近から花畑の向こうに池の平湿原を見おろす。
ここからは雲上の丘、雷の丘、村界の丘などという名のついた緩やかなピークを越えて駐車場に戻る。途中、右手の展望が何箇所かで開け、花の咲く草原の先に池の平湿原を見おろすことができる。終始、花々を見ながら歩くことができた。家族連れやあまり山慣れない人にも楽しめると思う。
[参考]池の平駐車場 駐車料金 500円
類似のコース → 「2021年6月20日 池の平湿原周回~東西篭ノ登山」
2017年08月11日
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