天狗岳の南側鞍部西側登山口1440-1451天狗山1455-1500登山口
半日時間ができたので近場の山に出かける。このところ雨の日が多く、この先も雨模様の天気予報ばかり。久しぶりに晴れた日を無駄にしてはならない。短時間で登れる青木村の奥の大明神岳と天狗岳へ。この季節、今回辿ったルートには茸山入山禁止などの掲示はいずれも見られなかった。

(左)大明神岳登山口。正面の踏み跡に入る。
青木村から南へ進み鹿教湯に抜ける道。途中、保福寺峠方面へ右折して未舗装の林道に入る。「西内国有林」の案内板が登山口の目印。林道脇に駐車して南東へと進む登山道に入る。思ったより踏み跡ははっきりしていて、随所に赤テープもある。最初は杉林だが、すぐに唐松・赤松・広葉樹が混在した森林になる。
ひと登りしてから、右にわずかにトラバースし左折して尾根を登る。踏み跡は一部不明瞭だが、尾根を辿れば問題ない。左から大きな尾根が合流して右折し、ヤセ尾根の急登。木の間に展望が得られる場所が一箇所。滑りやすい足元に注意し急登すれば、最後は尾根が広がり山上稜線に達して左折。樹林の中の山頂に到着。三角点はあるが展望皆無で、登りごたえもいまひとつか。
(左)ヤセ尾根を急登。(右)樹林に囲まれた大明神岳山頂。展望皆無。
下山は往路をそのまま戻った。もうひと山と欲張って、車を西に走らせ、右折して別荘地内へ。別荘地内を右折して上った先の天狗山南側鞍部のすぐ西側下まで車を入れる。踏み跡に従って鞍部に駆け上がって左折し、尾根上を辿れば10分ほどで、樹林の中、壊れた祠のある天狗山の山頂。あまりにあっけない。ゆったりとした尾根上の道は里山としては悪い雰囲気ではないと思ったが。
(左)駐車場所から東に踏み跡を駆け上がると鞍部に。(右)こちらも樹林の中の天狗山山頂。