信綱寺945-1013尾根-1021ジャンクションピーク(JP)1025-1050信綱寺山1114-1135JP-1206信綱寺
真田昌幸が兄・信綱の位牌所として建てた信綱寺。その裏山のような信綱寺山に登る。ネット上ではいくつかの登山記録を見ることができた。赤松林に囲まれた変哲もない里山だけれど、山頂に送電鉄塔があることが地図からわかるので、多少の見晴らしは期待できるかもしれない。あまり歩かれていないようで、道はほとんど薮がちな踏み跡程度。整備された登山道ではない。今日は早春のように暖かかった。
(左)信綱寺の境内へ歩きはじめる。(右)赤松の斜面を急登する。
信綱寺の西側にある霊園の広い駐車場に車をとめ、東に少し歩く。信綱寺付近は「真田丸」の際に整備されたものか、園地風になっている。門を潜り、石段の参道を登ってまずは本堂前で手を合わせる。右手に「真田公墓所」の道標があり、その道を辿れば真田信綱の墓所に。その裏の踏み跡をたどる。
赤松の急な山腹にところどころ赤マークが続くけれど、踏み跡は交錯しはっきりした道はない。前方の尾根を目指して、足元も滑りがちな急斜面を登れば、20分ほどでJPから南東に下る尾根に到達。他にもっといい道があるのかもしれない。尾根上の踏み跡をたどりJPへ。意外なことに古びた「分岐」「信綱寺墓所コース」「金比羅社コース」の案内標がある。
(左)JPの北の山城めいたピークは唐松林の中で明るい。(右)送電鉄塔のある信綱寺山山頂。
JPから北に向かうと、最初のピークは空堀などがあり山城の跡のよう。周囲は今日のコースでは珍しく明るい雑木林や唐松林。次の小ピークは右下に明確な巻道があり、尾根はやや右に曲がる。赤松の登りとなって、3つめの小ピークも右下を巻く。やや薮がちな踏み跡を登れば、送電鉄塔がそびえる信綱寺山の山頂。といっても山名標すら見あたらない。
北側と南側すぐ下は赤松林が視界を遮り、雲も多いので展望は期待したほどではない。それでも西には太郎山方面の山並、東側遠くに雪の烏帽子岳を見ることができた。下山は往路をJPまで戻り、その先「金比羅社コース」へ。踏み跡かすかな、JPから南西に下る尾根をたどる。途中、左下(東側)に尾根を外れるのが正しいと思うが、道を見つけられない。結局、赤松林の尾根を最後まで辿り信綱寺の西側に下りついた。
(左)信綱寺山から遠く烏帽子岳を望む。
2018年01月10日
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください