2018年01月16日
美ヶ原[山本小屋~王ヶ頭](長和町/上田市/松本市)
美ヶ原から見た北アルプス。
山本小屋1118-1142塩クレ場-1212王ヶ頭1240-1304塩クレ場-1325山本小屋
早春のような気候なので、美ヶ原を歩きに出かける。雪をまとった山々の展望が楽しみ。旧和田村の中心部から山本小屋へ通じる道が、唯一冬期でも通行可能。凍結箇所もあるので慎重に車を進める。10台ほどがとまっている山本小屋前駐車場に車をとめる。
王ヶ頭方面へ歩きはじめる。美ヶ原高原ホテルまでは除雪された道。その先で一度はスノーシューをつけてみるが、雪上車の跡などもあり雪面は比較的固いため必要ない。正面に王ヶ頭のアンテナ群が見える。美しの塔・塩クレ場にかけては、王ヶ頭の右に北アルプスがずっと連なり、左を見ると蓼科山・八ヶ岳、その右に富士山や南アルプスが霞む。素晴らしい晴天だ。
(左)美しの塔と王ヶ頭のアンテナ群を見て歩く。(右)蓼科山・八ヶ岳を望む。
塩クレ場からは左右の視界が小高い丘に遮られ、道は左へ弧を描くように曲がるので、王ヶ頭がなかなか近づかないように感じられる。途中、2組の登山者とすれ違う。いままで見えなかった浅間山や妙高・戸隠が右手に姿を見せる。少々の登りがあって王ヶ頭ホテルの北側を通り山名標石・三角点がある王ヶ頭山頂へ。西側正面には槍・穂高の展望。
風がよけられる王ヶ頭ホテルの東側にあるベンチで休憩してから往路を戻る。途中、10人ほどの団体とすれ違った。少しずつ雲が多くなり、帰路には北アルプスの展望も霞んできた。
(左)王ヶ頭山頂。前方には槍・穂高。(右)塩クレ場にあった地図から。
しっかり確認したわけではないですが、茶臼山方面へのトレースはなかったと思います。塩クレ場付近は風で雪も締まるので、トレースなくとも大丈夫かと思いますが、茶臼山に近づくとどうかわかりません。曖昧な情報で申し訳ありませんが、慎重にご準備ください。