宗龍寺925-(東尾根)1012依田城跡(804.7m)1024-1035比丘尼井戸跡-1101ジャンクション(903m)-1139天狗山(金鳳山、993.5m)1151-1225ジャンクション(903m)-1256比丘尼井戸跡-1307依田城跡1329-1414宗龍寺
インフルエンザに罹り、高熱が下がった後もしばらく体調がすぐれなかったがようやく快復した。そうしているうちに、すっかり春めいてきた。今日は汗ばむほどの気温になるという。それでは早春の里山歩きに出かけなければ。以前から気になっていた、丸子中心街の西側にある依田城跡とその西にある天狗山(別名:金鳳山)に登った。
(左)宗龍寺。(右)宗龍寺背後から東尾根を登るが超急登。
登山口は依田川橋南西にある宗龍寺。本堂の南側に駐車。林道を詰めて南側から登るのが一般的だと思う。ちょっと変化をつけて宗龍寺背後の東尾根を登ってみたが、とても一般に勧められるルートではなかった。本堂の裏の墓地を過ぎて急斜面の山腹に取り付く。踏み跡やマークは期待できない。方向を定めて雑木と落葉の山腹を登る。正面に露岩が見えたので、左手の尾根を登り、露岩の上部に出てあとは尾根を直登。
数歩ごとに落葉に足を滑らせ、木枝につかまり身体をずり上げるような尾根の急登。最後はヤブを漕いで依田城跡(804.7m)に到着。標柱と三角点、そしてなぜか吹流しが風になびいている。360度の展望が広がる。浅間・四阿から、その左に高妻・後立山も遠く霞む。振り返れば蓼科山。南側からはっきりした道が登ってきており、物好きでなければそちらから登ることをお勧めする。
(左)依田城跡。360度の展望が広がる。(右)依田城跡からの浅間・湯の丸・四阿方面の展望。
ここからは金鳳山まで尾根上に踏み跡とテープマークがある。大岩や赤松の倒木を越えて緩やかに下り、鞍部あたりは雑木林が気持ちよい。道は樹林の中、登りに転じ、正面の尾根直前の左手に比丘尼井戸跡の標柱。小さな窪地があるだけ。尾根を左に向かい、その先の小ピークはマークに従うと左下を巻くが、尾根上の岩頭に出れば右手の展望が広がる。
(左)樹林の中のジャンクションピーク(903m)。
小ピークを2つほど越し、玉切りにした赤松の丸太がそこここに置かれた伐採地に。ヤブがやや深くなり、右へトラバース気味に登る。ジャンクションピーク(903m)は樹林に囲まれ、その合間から蓼科・美ヶ原が何とか見えるくらい。道は右折し、赤松の中を急降下。倒木が多く煩わしい。赤松の多い山域だが、鞍部からは気持ちの良い雑木林の登りになり、ようやくほっとする。
左から尾根が合流し、右へ急登し小ピークをひとつ越えれば天狗山(金鳳山・993.5m)に到着。樹林の中、展望もなく山名標もない。三角点が佇むだけのヤブっぽい山頂。踏み跡は富士嶽山方面に続いていて、状況次第で足をのばそうかとも考えていたが、前半での消耗が激しく今日はここまで。下山は往路を戻った。一番展望がよかったのは依田城跡。それ以西は倒木やヤブがちなところも多く、歩きにくかった。一般的に勧められるコースとはいえないと思う。
(左)天狗山直下は気持ちよい雑木林の登り。(右)樹林に囲まれヤブっぽい天狗山山頂。
下山後は青木村まで車で走り、沓掛温泉・小倉乃湯で汗を流した。暖かくなってくると足を運びたくなる微温湯。以前と変わらず、入浴料金は200円のままだった。
2018年03月04日
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