登山口・大駐車場950-1020分岐-1030中郷の御池1040-1058御池山1124-1152大駐車場上-1201展望台1208-1215大駐車場
南信へ出かける機会を利用して登る山を探す。思いついたのが、しらびそ峠の南にある御池山。短時間で歩けるようだ。隕石が落ちてつくられたクレーターの地形だというのを、何かで読んだ曖昧な記憶がある。しらびそ峠、ハイランドしらびそを通り過ぎ南下すると、左に大駐車場がある。一角に案内板があり、クレーターの説明が書かれている。今日は天候が不安定で、寒い風が吹き時折小雪が舞っている。
(左)案内図。これほど時間はかからない。(右)歩きやすい道が続く。
車道を横切り、西側につけられた道を南へと進む。少し歩くと、駐車スペースのある広場で再び車道に合流。もう一度、右へと分離する道は低い笹が両側を覆い、概ね右側が唐松林、左がダケカンバやシラビソ。ダケカンバ越しにときどき視界が開けるが、見えるはずの南アは雲の中。いくつかの小ピークを越えていく。3つめの小ピークは金属製の手摺も据え付けられた岩場。その先も2つほど小ピークを越える。
(左)中郷の御池へはダケカンバの道。(右)中郷の御池。
右下には作業道が巡らされた唐松林、左は針葉樹林帯。御池山直前の案内板から右に分かれる道に入り、まず中郷の御池を目指す。ダケカンバの美林から、右へ下って池の畔に出る。昔、雨乞いが行われたという説明板があり、祠が祀られている。分岐まで登り返して、右に針葉樹林帯を登ればすぐ岩が重なる御池山山頂。前方には笹原が広がるが、南ア南部の池口岳・加加森山・光岳などは山頂部を雲に隠しているのが残念。
(左)御池山山頂。南側には笹原が広がる。南ア南部の山並が広がる。(右)展望台からクレーターの地形を確認する。
来た道を戻り、大駐車場を通り過ぎて展望台まで行ってみる。「御池山引接クレーター 丘の上展望台」とあり、ここから今日歩いた尾根を縁とするクレーターの形が一番よくわかるらしいが、そう思って見ないとはっきりしない。晴れていれば南アの展望が素晴らしいのだろう。道や案内板も整備され、家族ハイキングなどにも適したところではないかと思った。
2018年05月04日
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