湯ノ平橋南西・舗装道路終点駐車場所835-857送電線巡視路入口902-940[169号鉄塔]946-1019[1240三角点」-1052剣岩山-1059展望地1128-1137剣岩山-1209[1240三角点]-1235林道に出る-1303[169号鉄塔]1310-1334巡視路から林道へ-1355駐車場所
(左)林道から左の送電線巡視路に入る。(右)前方の尾根にぶつかって左折。
真田本城跡あたりから北を眺めたとき、目をひく山並ではあるけれど、どうということもない里山。1240.5m三角点を剣岩山としている登山記録もあるけれど、ここでは宮坂七郎著「新版・信州の山/中部上巻」に従い、その北東にある1290圏ピークを剣岩山として目指す。薮がちで道形も不明瞭な箇所があり、テープマークも不十分。
上田市街から国道144号を北上。横沢の信号を過ぎ、湯ノ平橋を渡ったらすぐ左折し、狭い舗装道を進む。舗装終点近くに駐車。その先は木橋手前にゲートがあり車は進めない。ダートの林道を歩きはじめる。落葉の吹溜り、落石、倒木などあり歩きにくい。林道が右折した先の左側から送電線巡視路に入る。入口の鉄塔標識はNo.169と170を示していて、169号鉄塔を目指す。
(左)169号鉄塔目指し登る。(右)169号鉄塔から烏帽子岳方面の展望。
ひと登りの後、左へ少し長いトラバース。右折した先で尾根にぶつかり、テープマークに従って左折し、尾根伝いに短いジグザグで登る。所々に巡視路特有の擬木の階段。少し緩んだ先から左右に折り返しながら樹林帯を登れば、鉄塔が見えてくる。169号鉄塔の下は伐採後の幼樹が広がり、その向こうに烏帽子岳が展望できる。階段を登れば林道と交差し、その先の山腹に取付いて明瞭な尾根道を登る。
(左)1240三角点ピーク。(右)途中の小ピークから前方樹間に剣岩山。
作業道と交差した先は広い道となり、左にやや巻き気味に1240ピークに近づく。山頂直下で道は不明瞭になるが、目の前に山頂の方向は見えているので、薄い踏み跡を拾いながら1240三角点へ。もっといいルートがあるのかもしれない。このピークは樹林の中で展望なし。左からテープマークが登ってきて、この先、剣岩山まで続いている。ここからははっきりとした尾根を進む。
(左)剣岩山の山頂。(右)山頂先の展望地からゴトミキ山方面。
右・赤松や唐松、左・ヒノキの尾根だが、倒木や伐採後の枝木が散らばり歩きにくい。境界見出標のある小ピークを越え、その先は緩やかな登り。最後は少々急な登りをテープマークに導かれて登れば、剣岩山の山頂。樹林に囲まれ展望はなく、山名標も見当たらない。その先、緩やかに進めば、前方が切れ落ちた展望地に至る。採石場の際なのだろうか。右手にゴトミキ山方面。正面に見えるはずの四阿山は雲の中。
(左)展望地から四阿山の展望は得られず。雲の中。(右)1240三角点からの下りで太郎山方面の展望。
下山は1240三角点まで戻った後、テープマークを追って下ってみた。左に広道を分けて、ヒノキ林と伐採跡の境界付近を西に下って行く。正面に太郎山方面の展望が得られる。ヤブがちでイバラに阻まれる箇所もあり、お勧めできない。境界見出標137から左に折れて林道に降り立つ。林道を歩き169号鉄塔からは往路を戻った。
(左)下山路から1240三角点方面を振り返る。このルートは道形薄くヤブがちでお勧めできない。
2019年03月17日
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください