2019年05月01日
<四国遠征> 石鎚山[石鎚登山ロープウェイ~成就社から](愛媛県西条市/久万高原町)
夜明峠から見る石鎚山の山頂。
伊予西条駅747=(せとうちバス)841ロープウェイ前/石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅900=908山頂成就駅920-941石鎚神社成就社(御朱印)955-1015八丁-1057前社ヶ森小屋1112-1131夜明峠1139-1204二ノ鎖元休憩所1209-1231石鎚山(弥山)1240-1253石鎚山(天狗岳)1301-1316石鎚山(弥山・御朱印)1352-1411二ノ鎖元休憩所-1432夜明峠-1447前社ヶ森小屋-1525八丁-1548石鎚神社成就社1555-1612石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅1620=1628山麓下谷駅/ロープウェイ前1723=(せとうちバス)1817伊予西条駅
連休を利用して、家内と四国方面へ旅行に出かけることになった。その1日をさいて石鎚山の登山が実現した。伊予西条駅前のホテルに前泊。立客も数人出る程度に混雑する朝のバスで、ロープウェイ乗場まで1時間弱。ロープウェイはさほどの待ち時間もなく、山頂成就駅まで運んでくれた。小雨降る天候のせいか、連休中としては登山者が比較的少ないようだ。
(左)成就社。(右)八丁の鞍部。
ロープウェイを降りてから成就社までは20分ほど。広葉樹の中、広い道を緩やかに進んでいく。成就社は石鎚登拝の起点で、周囲には宿泊施設などもある。家内が集めている御朱印をいただく。登山届を提出し、神門をくぐり登山道へ。まずは樹林帯の中に緩やかな下りが続き、遥拝の鳥居を過ぎて鞍部の八丁へ。周囲にはブナの大木も見られる。
(左)アケボノツツジ咲く道。(右)木段状の登りが続き苦しいところ。
八丁からは折返しを挟みながら緩やかな登り。尾根上に咲き残りのアケボノツツジも見られる。標高1380mあたりから、いよいよ階段状の急登が始まる。雨に濡れて滑りやすい木段が、笹と樹林帯の中、折り返しながら延々と続く。一番苦しいところ。試しの鎖を傍らに見て巻道を進めば、前社森の裏側にある青い屋根の前社ヶ森小屋に到着する。
(左)試しの鎖。(右)前社ヶ森小屋。前方は試しの鎖がある前社森のピーク。
引き続き木段の登りが続くが、尾根上に出れば勾配は緩んでくる。天気がだいぶ回復して、振り返れば雲海に山並が浮かんでいる。山腹の西側を巻くように進めば、笹原の向こうに山頂部全容が見える夜明峠に到着する。周囲が開けて気持ちよいところ。山頂も見えるので少し元気が出てくる(冒頭写真)。
(左)夜明峠手前から。振り返ると雲海の景色。(右)一の鎖。
緩やかな道から徐々に木段を挟むジグザグの道になり、一ノ鎖の下から巻道へ。なお、今回は家内が一緒なので鎖はすべて巻いていくことに最初から決めていた。左に土小屋への道を分けて、階段を登り鳥居をくぐれば二ノ鎖下の休憩所に到着。ここにはトイレが設置されていて助かる。
(左)二ノ鎖下。階段の上にトイレがある。(右)巻道は金属製階段の登り。
二ノ鎖の巻道は、右方向へ。折返しながら金属製階段の登りが延々と続くけれど、山頂までの標高差はもう知れている。道脇には残雪が見られる。三ノ鎖への道は見逃してしまったか。そのまま階段状の登りを進めば弥山の山頂に到着する。
(左)道脇には残雪が見られる。(右)弥山山頂。頂上社がある。
弥山山頂には石鎚神社頂上社や頂上山荘がある。ここでも御朱印をいただく。弥山に着いたとたん人が多く感じられるのは、土小屋からの登山者が多いからなのだろう。白装束の登拝者も見うけられる。周囲は雲が流れているが、小雨が降っていた朝の天気を考えれば、これほどの展望が得られるとは思えなかった。
(左)天狗岳から見た弥山。(右)弥山から見た天狗岳。
家内を弥山に残して、空身で天狗岳まで往復する。鎖場での渋滞があり時間がかかる。途中、少々緊張するナイフリッジが2箇所。東側は垂直に切れ落ち、西側にはホールドが少ない。天狗岳山頂は写真撮影の列で、ここも渋滞。振り返ると弥山山頂が綺麗に見えた。下山は往路を戻った。下山時の成就社では、遥拝殿から山頂をしっかりと見返すことができた。
(左)成就社遥拝殿から見返した石鎚山。
[参考]
せとうちバス 伊予西条駅~ロープウェイ前 往復2,000円
石鎚登山ロープウェイ 山麓下谷~山頂成就 往復1,950円
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