三峰山から望む蓼科山・八ヶ岳
和田峠(旧和田峠スキー場下)1001-1014古峠(旧和田峠)-1043和田峠山北峰下-1130三峰山1207-1252和田峠山北峰下-1315古峠-1327和田峠
朝起きてみると思ったほど天気が良くない。県北部の山に登る予定にしていたが、登山口に向かう道は深い霧で車の運転も危ういほど。県中部のあたりは比較的天気がよさそうだと踏んで急遽予定変更して移動。今日は家内も一緒なので、簡単に気持ち良い展望が楽しめる三峰山に、和田峠から登ることにする。旧和田峠スキー場下にある駐車スペースに車をとめる。
(左)旧中山道が越えた古峠。(右)和田峠山北峰を過ぎ、前方に三峰山が見える。
2月に雪の中、同じコースを歩いたけれど、季節が変われば表情も変わるだろうか。唐松の幼樹が覆う旧ゲレンデの道を登れば、15分ほどで旧中山道が越える古峠。案内板がある。右折して中央分水嶺のトレイルに入る。唐松に覆われた道を、小ピークをひとつ超えて右へと尾根をたどれば、和田峠山北峰(1722m)。その先で緩やかに下れば展望が開け、三峰山の山頂への緩やかな稜線が望める。道脇にナナカマドの紅葉。
笹原の稜線に緩やかな登りが続く。
緩やかに稜線を笹原が覆い、周囲の展望が開ける。小さなピークを右に巻いて緩やかに登ると、道脇には火山性と思われる大岩がいくつか見られる。右下のビーナスラインを走るバイクの排気音が耳障り。レストハウスからの道を合わせると、あとはやや広めの道を笹原の中、登るのみ。稜線上は風が冷たい。三角点があらわれ、その先に三峰山の標柱がある。
(左)三峰山山頂。正面は美ヶ原。(右)三峰山から諏訪湖と南ア方面。
正面には鉢伏山が大きいが、その右の北アルプスは雲の中。北には美ヶ原の台地が横たわっている。振り向くと、蓼科山と八ヶ岳。その右に富士山が霞んでいる。諏訪湖の背景の南ア・中央アにも雲が多い。休んでいると数組の登山者が登ってきた。下山は往路を戻った。登山口に戻るころには雲が空を覆い、小雨が落ちてきた。
冬のようすはこちら → 「三峰山スノーシュー(2023年1月29日)」