伐採地越しに飯縄・黒姫・妙高を望む。
吉集落奥の駐車場841-923髻山933-958八方峠-1101三登山三角点-1106三登山1113-1146山千寺1159-1229駐車場
近場の里山散歩として髻山と三登山へ。人は少ないと思っていたが、山中でそれなりの人とすれ違った。若槻大通りの吉交差点で左折。案内板に従って車を進めれば、無料の駐車スペースがある。少し下って東側の山道に入る。今日の道はよく整備され、分岐には必ず道標があって、誰でも安心して歩ける。
(左)右手の山道へ入る。(右)髻山直下のカタクリ群生。
杉・赤松・雑木が混在する中を折返し登れば、山腹左を巻く緩やかな道に。廃車を見て右折すると、竹林の多い舗装道になる。道標で左折して進めば、観音清水の水場。折り返しの登りになり、八方峠への分岐。髻山への最後の登りは群生するカタクリの花々に癒される。今日のコースは他にもカタクリが随所に。昔登った記憶は曖昧な髻山。山頂は小広く、三角点や四阿、山城の説明板など。東方向が切り開かれ、志賀高原方面の展望が素晴らしい。
(左)髻山の山頂。前方は切り開かれ志賀高原方面の展望が広がる。(右)八方峠手前の笹原から三登山を望む。
分岐に戻り八方峠へ。林道を横切り、尾根の右側を進む。724の北側で右手が伐採地となり、飯縄・黒姫・妙高方面の展望が嬉しい。送電線下の笹原では前方に三登山が見えた。八方峠は、急な階段で谷に降りて登り返す。山腹左側から尾根にのり、745三角点は道の右側のヤブの中。混交林から笹の細尾根を登り小ピークへ。カタクリ群生地を見てから、806への登りは後半左へ巻いて行く。
(左)笹の茂る尾根を進む。(右)雑木の尾根を登る。
唐松林を経て広道となり、山腹左側を進む。広道に細い登山道を織り交ぜながらジグザグに登る。その先はゆったりとした尾根上の気持ちよい雑木の登り。傾斜が緩めば雑木の中の三登山三角点。緩やかに進めば三登山山頂。ここも雑木に囲まれているが、小広場で少し落ち着ける。下山は山千寺へ。雑木の中、折り返しの急な下り。
(左)三登山三角点。(右)三登山山頂。
左への長いトラバースがあり、標高を下げれば赤松林に囲まれる。傾斜が緩めば舗装道を横切り、立派な堂宇の山千寺に至る。満開の桜の大木があり、南に菅平方面の展望。南に下り左折して山麓の車道をたどり、駐車場に戻った。途中、田子池を見おろすあたりでは前方に志賀高原方面の展望が開ける。木も芽吹き始め、里山の春の気配が感じられた。変哲もない里山と考えていたが、意外に楽しめた。

(左)桜の大木がある山千寺。