2020年05月09日
宮入峠から鉢伏山(松本市/岡谷市)
鉢伏山直下から見た北アルプス
宮入峠1002-1010宮入山-1037「1637峰」-1105前鉢伏山1114-1136鉢伏山(三角点)1141-1202前鉢伏山1216-1231「1637峰」-1258宮入峠
鉢伏山は山頂直下まで車で入れる山。下から歩く一般コースのうち未踏だった宮入峠からの道をたどる。松本市街の南東部から東へ入って行く舗装の宮入林道をたどる。鹿除けの柵を開閉して進めば、落石が散らばる場所もあるが普通車でも問題なく宮入峠まで達することができる。林道高遠線が左に分岐する手前に駐車できる余地があり、右(南)へはっきりした踏み跡がある。道標の類いはない。途中すれ違った登山者はほんの数人。
(左)宮入峠の登山口。(右)樹林に囲まれた宮入山。
道は予想外に明瞭で、迷うような箇所はなく歩きやすい。雑木や赤松が混在する中を登れば宮入山の左下へ。右へひと登りで樹林に囲まれ三角点がある宮入山。その先はやせた尾根から、小ピークをいくつか越えて、尾根の右を巻いて鞍部に下る。左は薄暗い針葉樹林、尾根の右下を進む。その先、唐松と笹に囲まれた中、前方の尾根へと登り左折。
(左)1637付近は気持ちの良い道。(右)ロープもある急登。
赤松に囲まれた先、緩やかな1637を越える前後は、唐松と笹の気持ちよい道。このコース唯一の道標がある。鞍部に下った後は、前鉢伏山に向かって急登。途中、2箇所にロープが設置されている。ダケカンバや亜高山的な針葉樹が目立つようになる。笹原が広がり視界が開けてくるのを楽しみに急坂を頑張るが、距離は知れている。
(左)前鉢伏山から北アルプスを望む。(右)前鉢伏山から鉢伏山を望む。
たどり着いた前鉢伏山からは展望が開ける。北アルプスほぼ全て、美ヶ原、蓼科山、その右に鉢伏山。広々とした笹原の中、鉢伏山への道を進むのは楽しい。扉温泉への道、さらに二ツ山への道を左に分けて緩やかに進めば鉢伏山の三角点に到着。南方向は雲が多いが、ここでも北アルプスと美ヶ原はしっかり望めた。冷たい風が吹き、長居していると身体が冷える。前鉢伏山まで戻って昼食休憩とした後、帰りは往路をもどった。
(左)鉢伏山・山頂。美ヶ原を望む。
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