2020年05月23日
三城から茶臼山経由で美ヶ原(松本市)
茶臼山から美ヶ原へ向かう
三城いこいの森・百曲り登り口906-951広小場-1050茶臼山1057-1130百曲り園地-1204王ヶ頭1221-1254小屋(美岳荘)-1326車道(三城荘前)
前回、三城から美ヶ原に登ってみてけっこう楽しめた。それに味をしめて、今回は茶臼山経由で歩いてみようと思う。三城いこいの森の売店横から歩きはじめ、前回同様、沢に沿う樹林の中の緩やかな道を広小場まで。四阿の背後から沢沿いの道を進む。
(左)茶臼山への中間点だが感覚としてはまだ序盤。(右)涸れた沢の中を歩く。
右手山腹に折り返し登った後、左折して沢の上部左岸を行く平坦路に。その先、「茶臼山1.9km」の道標を過ぎ道は沢に降りて、涸れ沢の中を進む。台風で道が荒れて消滅してしまったものか。やがて右手(左岸)に登ってその際を進む。道は随所で付け替えられていて、整備には頭が下がる。足元の木枝や赤マークには注意が必要。ロープで沢に降りて右岸に登り返した後は、ジグザグの直登と斜上トラバースを繰り返して登る。
(左)沢を離れ、前方に稜線が見えてくる。(右)木の間から山上台地を望む。
標高1900mを過ぎ右に折り返すあたりは、樹林も少し疎らになり美ヶ原の山上台地も見渡せる。南に向かって岳樺や山桜の目立つトラバース道を進めば、縦走路に突き当たり、道標に沿って左折。すぐに茶臼山の山頂に至る。東と南に展望が開けるが、雲が多く遠景は望めない。三峰山が目の前に大きい。ここからは笹原の中、前方に美ヶ原山上台地を眺めて緩やかな道が進む。
(左)茶臼山から三峰山と鉢伏山。(右)牧場の中、美ヶ原へと向かう。
鞍部から緩い岩の斜面を登った後は、牧場の中の道。美ヶ原の広さを実感する。百曲り園地からは、崖際のアルプス展望コースへ。今日は北アルプスも雲の中で、まったく姿を見せない。右手にひと登りして王ヶ頭へ。天候のせいか、たまに数人が去来するくらい。休憩後、南へまっすぐダテ河原コースを下る。樹林に出入りして三城あたりを見おろしながら、ガラガラの道を下る。
(左)アルプス展望コースから王ヶ頭を望む。(右)王ヶ頭から鉢伏山を望む。
王ヶ鼻への道を分けた後は、右手に大岩の重なる谷を見ながらジグザグの下り。適度な折り返しで歩きやすい。休業中の小屋(美岳荘)を見れば、間もなく河原や砂防ダムが見えてくる。すぐに林道終点。道標に従って、林道から左折して唐松林を下り、車道(三城荘前)にたどり着いた。天候には恵まれなったが、茶臼山への登路も変化があって楽しめた。
(左)ダテ河原コースを下る。
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