2020年06月21日
北八ヶ岳[双子池~雨池~北横岳~亀甲池](佐久穂町/茅野市)
北岸から見た雨池。
大河原峠805-828双子山-856双子池-923カラ川橋-1002雨池北1007-1053雨池峠1057-1110坪庭北側分岐-1153北横岳北峰1213-1314亀甲池1328-1347天祥寺原-1431大河原峠
双子池と雨池をつなぐ道としては大石川林道があり、20年ほど前に歩いたことがある。現在、この道は通行止めとなっていて、東側を迂回する道が案内されている。どうでもよいことだが、その迂回路を歩いたことがなかったので、北横岳も加えて池めぐり風に歩いてみた。雨池という名も、いまの季節に似つかわしい。
(左)双子山から蓼科山方面。(右)ヒュッテ前から双子池(雄池)。
佐久側から蓼科スカイラインをたどって大河原峠へ。立科町側からは現在通行止め。駐車20台ほどで、十分な余裕がある。まずは双子山を越えて双子池を目指す。針葉樹林と笹原が交互にあらわれる中を登って双子山。振り返っても蓼科山の山頂部は雲に隠れている。今日は一日、雲の多い天気。樹林帯を下って双子池へ。ヒュッテの脇から林道を歩く。
(左)カラ川橋の先で林道から右へ。(右)雨池へは針葉樹林帯の緩やかな登り。
大石川林道に出ると雨池方面は通行止めの掲示。左折して鶯ノ口への林道を緩やかに下る。途中、道標に従ってショートカットの樹林帯の道へ。林道に戻りさらに下って、カラ川橋を渡った先の道標に従い右の山道に入る。緩やかな登りが北八ツらしい針葉樹林帯の中に続いている。2097標高点を過ぎれば下りとなり、雨池の北岸に降り立つ。この方向から見る雨池の姿は新鮮に感じられる(冒頭写真)。
(左)西岸からの雨池。(右)北横岳北峰。雲が多く視界きかず。
雨池の畔を西岸まで歩き、荒れた林道から雨池峠への道へ。大岩が重なり歩きにくい道。振り返ると八柱山が見えるはずだが雲の中。ここまですれ違った登山者はほんの数人だったが、雨池峠まで来ると人が増える。八丁平を経て坪庭に入ると観光客の姿が多くなり、北横岳への登りも登山者が多い。北横岳北峰で休憩。展望は雲が多くていまひとつ。一瞬雲が薄くなり、八ヶ岳方面が望めた。
(左)北横岳北峰から八ヶ岳連峰。(右)亀甲池。
亀甲池への下りは岩や木の根の段差などで歩きにくい。1時間ほどかけて亀甲池へと降り立つ。池面を吹き抜ける風が涼しい。天祥寺原への道を進むと、やっと雲が晴れて蓼科山が姿をあらわした。道脇に白い花が咲いている。最後が緩やかな登りになるのが、今日のコースの難点。北横岳の姿を背に笹原と針葉樹の中を登り大河原峠に帰り着いた。
(左)天祥寺原への道から蓼科山。
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください