2021年03月20日
袴岳[万坂峠から](信濃町/新潟県妙高市)
袴岳から望む黒姫山[左]と妙高山[右]。
駐車場所(万坂峠北東)815-914袴岳931-1014袴湿原1021-1036駐車場所
今日は少々時間の制約があるので、短時間で登れて妙高山などの展望が楽しめる袴岳へ。万坂峠の300mほど北東、赤池への車道が分岐する場所に駐車。赤池への車道は20~30mだけ除雪されているので、その部分に4~5台駐車できる。最初からスノーシューで歩きはじめる。まずは万坂峠の少し北側までトラバースして右折、夏道に従って唐松林の中を直登する。
(左)最初の急登が緩み振り返ると斑尾山。(右)トレース薄い雪の斜面を登る。
勾配が緩むと右手樹林越しに袴湿原の一部と思われる雪原が広がっている。再び急登を進めば少し視界が開け、振り向くと斑尾山が大きい。スノーシューやスキーの跡が錯綜したり、風で消されたりして、トレースはあるようなないような……。痩せ尾根状のやや細い箇所を下り、3つ目の小ピークへと登り返して行く。傾斜が緩めば左に黒姫山が見え、前方に緩やかな袴岳の山容が見える。
(左)2つ目の小ピーク。左に黒姫山、前方は袴岳のひとつ手前のピーク。(右)ブナの木々にツリーホール。
ブナやダケカンバの美しい樹林の中を登って、袴岳の山頂へ。東側は樹林に遮られているけれど、西側の展望が開けている。目の前に妙高山が大きい。その左に黒姫山、飯縄山。青空にくっきりと山容を浮かび上がらせている。この展望を楽しみにして登ってきた。下山は往路を戻り、途中から左に折れて、袴湿原・袴池に寄ってみた。
(左)袴岳山頂の東側は樹林帯。妙高山を望む。(右)袴岳から望む飯縄山[左]と黒姫山[右]。
とはいうものの、湿原も冬はただ雪原が広がっているだけ。最後は急坂を直接下って、駐車場所へと戻った。雪は緩み気味で、スノーシューでないと厳しいかもしれない。下りの急坂では制動が効きにくい場所も。山中では誰にも会わなかったが、下山すると登り始めようとしている2人連れがいて、しばし言葉を交わした。
(左)雪原が広がる袴湿原。
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