2021年04月11日
依田城跡~天狗山~富士嶽山(上田市)
富士嶽山東峰から北信五岳と塩田平。
宗龍寺806-835依田城跡(804.7m)842-910 JP(ジャンクションピーク903m)-940天狗山(金鳳山:993.5m)945-1043常光院奥の院跡-1128富士嶽山東峰(富士嶽神社奥社)1209-1259富士嶽神社-(車道)-1406宗龍寺
懸案の里山を歩かねばならない季節。以前、富士嶽山と天狗山(別名:金鳳山)はそれぞれ登ったが、その間の稜線は歩けそうだと思っていた。いくつかの登山記録も見て、それも参考にしながら歩いた。尾根の分岐で方向を確認すれば別に難しくはないけれど、各ピークの前後は急登・急下降を強いられた。山中では誰ともすれ違わなかった。
(左)展望が広がる依田城跡。
丸子の街の西側、宗龍寺本堂左下の駐車スペースに車をとめて登山開始。「依田城址登山道」の案内板に従い広道を進み、「依田城跡登山口」の標識から山道へ。尾根の突端に出て左折。右手に丸子市街を見おろして岩がちの細尾根を急登すれば、依田城跡に到着。小広場からは後立山連峰や四阿山・浅間山などの展望が広がる。先に進もうとすると「JP40分・天狗山80分」という真新しい案内板。
(左)真新しい案内板。(右)JPにも山名標。
その先の尾根上も手入れされたのか、歩きやすい。赤テープも随所にあり、樹間の展望も開け、前方に天狗山が見える。以前はヤブだったJPへの登りも刈払われている。JPには山名標も。しかし、その先は倒木が多く歩きにくい。少し下った鞍部からは蓼科山を望み、綺麗な雑木林から勾配が増して手足を使うような急登で天狗山へ。樹林に囲まれた薄暗い山頂。気づけば赤テープも見られなくなった。
(左)蓼科山を遠望。(右)天狗山手前の雑木の斜面。
倒木の多い急な下りから、940m圏の稜線へと登り返す。踏み跡薄い中、落葉で足元が滑る斜面にてこずりながら稜上に達すると、大岩が連続。再び急な下りから、岩頭を右から巻いた先には「常光寺奥の院跡」の標識がある小広場。右折し、次の小ピークで左折。雑木林の先には富士嶽山への急登が待っていた。ここも落葉に足を滑らす急登。緩めばカヤトの中に富士嶽神社奥社がある富士嶽山東峰に到着。
(左)940m圏の稜上には大岩。(右)富士嶽山へこの先急登。
目の前に浅間山から四阿山の展望。その左に北信五岳方面、そして後立山連峰の展望が広がる。この景色を楽しんでから下山。下山もトラロープが張られた急坂で足元が滑る。傾斜が緩んだ先では岩の細尾根となり、右手岩頭に石造薬師坐像を見て、富士嶽神社裏の登山口に降り立つ。あとは山麓の里道をたどって、宗龍寺まで戻り車を回収。急登・急降下の連続の1日だった。
(左)富士嶽神社奥社。四阿・浅間方面の展望。(右)後立山連峰を遠望。
こちらもご覧ください → 「依田城跡~天狗山(2018年3月4日)」
「平井寺峠~富士嶽山(2017年3月18日)」
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